Round16日本日本GP

Moto3

ツインリンクもてぎ

第16戦 日本GP

小椋、鈴木、鳥羽、佐々木の日本人ライダーの表彰台獲得に期待

Moto3クラスもタイトル争いが厳しくなってきました。15戦を終えてタイトルの可能性を残すのは上位6選手。総合首位は、ロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)で、前戦タイGPで2位になり、ノーポイントに終わった総合2位のアーロン・カネット(KTM)との差を2点差から22点差へと広げました。シーズンは残り4戦。日本GPは昨年2位。今年は大会初制覇と今季2勝目が期待されます。

総合3位にはトニ・アルボリーノ(VNE Snipers)でダラ・ポルタとの差は43点。残り4戦で逆転チャンピオンに挑みます。総合4位にはマルコス・ラミレス(Leopard Racing)でダラ・ポルタとの差は68点。アルボリーノとともに今季3勝目を目指し、チャンピオン争いに加わる意気込みです。

以下、ジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が首位と78点差の総合5位、ケガで欠場が続いているニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)が86点差の総合6位で、ここまでがタイトルの可能性を残します。上位6人のうちHonda勢が5選手。これからの4戦の戦いに大きな注目が集まります。

ルーキーでホームGPを迎える小椋藍(Honda Team Asia)が総合10位。前戦タイGPは最終ラップに他者の転倒に巻き込まれて表彰台獲得のチャンスを逃しましたが、今大会は初優勝が期待されます。今季優勝を含む2度の表彰台に立っている鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が今季3回目の表彰台と日本GP初制覇に挑みます。

総合17位の鳥羽海渡(Honda Team Asia)がホームGPで開幕戦カタールGP以来の表彰台と優勝にチャレンジ。総合20位の佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)は、ホームGPで初表彰台獲得に挑みます。

コメント

ロレンソ・ダラ・ポルタ(Moto3 総合1位)
「これからの3週間はチャンピオンシップにおいてとても大事です。集中しなければなりません。毎日一生懸命取り組み、毎週日曜日にはベストを尽くさなければなりません。タイトル争いは激しくなると思います。アドバンテージを見つけようと全力を尽くす僕とアーロン(カネット)にとっては、今年はアップダウンが激しい年になっています。総合首位でHondaのホームレースで戦えることはとてもうれしいことです。目標はHondaとチーム、そしてチャンピオンシップのためにすばらしいレースをすることです」

トニ・アルボリーノ(Moto3 総合3位)
「今シーズンのMoto3クラスはどんなことも起こり得ると思います。タイであまりいい結果を残せませんでしたが、まだタイトル争いができる気がしています。僕にできることはピットとコース上で100%の力を発揮することです。レースがとても楽しみです。今週から3週間、毎週日曜日にレースがあります。ライダーにとってはとてもうれしいことです」

マルコス・ラミレス(Moto3 総合4位)
「タイGPでは表彰台まであと少しでした。今週末はその分までがんばって、トップ3に戻れることを願っています。もてぎもまたクレイジーなレースになると思います。もてぎはHondaのホームレースで、ホームサーキットなので、日本GPで特別な運に恵まれることを願っています」

小椋藍(Moto3 総合10位)
「今週末は僕にとって、とても特別な週末になります。なぜなら日本のモータースポーツファンの前でレースをする初めてのホームグランプリだからです。楽しみですし、少しナーバスになっていますが、あまり考えないようにしたいと思います。仕事に集中して、できることはすべてやっていいレースをしたいです」

鈴木竜生(Moto3 総合11位)
「前戦タイGPは、調子もよく、レースの組み立ても悪くなかったので、他者の転倒に巻き込まれての転倒リタイアは、本当に残念でした。ホームGPとなる今大会は、タイGPの悔しさをぶつけ、雪辱を果たしたいです。日本GPに向けていい状態が作れています。気負いすぎず、しっかり走り切れば結果がついてくると思います」

鳥羽海渡(Moto3 総合17位)
「ホームGPが楽しみです。昨年日本でレースをしてからの1年はとても長く感じました。僕にとって日本GPは毎年とても重要なイベントです。いつものように金曜日の午前中から一生懸命取り組み、レースに集中して、日曜日にいい結果を残せるようにがんばります。家族とファンの前で表彰台に上がれるようにベストを尽くします」

佐々木歩夢(Moto3 総合20位)
「この数戦、いい走りができているのですが、なかなか結果に結びつけることができていません。それだけに日本のファンの前では、今年一番のレースを見てもらいたいです。昨年はトップグループに加わりましたが9位でした。今年はトップグループの前の方でレースを組み立て、優勝争い、表彰台争いに加わりたいです」

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