Round 02バーレーンバーレーンGP

プレビュー

2018.04.05(木)

2018 バーレーンGP プレビュー

砂漠の中にそびえるサーキットで今季初のナイトレースへ

砂漠の中にそびえるサーキットは、気温42℃にも達し、パワーユニットは限界を試されます。15のコーナーを持ち、コース幅も広いことから、さまざまな場所でオーバーテイクが見られますが、路面上に舞う砂が予期せぬ展開を招くことも。今季初のナイトレースである点も見逃せません。

コメント

田辺豊治 | Honda F1 テクニカルディレクター
「非常に厳しい結果に終わった開幕戦を経て、チームは第2戦の開催地、バーレーンに向かいます。メルボルンでは、レース中にガスリー選手のPUのMGU-Hにトラブルが発生し、その影響でICEにもダメージを受けました。そのため、今回のバーレーンGPにはMGU-Hとターボ、ICEを交換して臨みます。MGU-Hとターボは、オーストラリアで抱えたトラブルの解析を行い、対策を施したものを投入する予定です。
解析結果を踏まえ、万全を期すため、今回はハートレー選手にもガスリー選手と同じMGU-Hとターボの投入を決定しました。年間で使用可能なPUが3基に制限されている中、2戦目で2基目のコンポーネントを投入することは非常に重い決断です。この先、同じことを繰り返すことが無いように開発を続けます。
開幕までは非常にいい流れで来ていただけに、チームやファンの期待を裏切るような結果になったことはとても残念に思っています。ここ、バーレーン・インターナショナル・サーキットはPUにとってタフな環境ですが、一歩一歩、進化を見せられるよう、まずは目の前の戦いに挑みます」

ブレンドン・ハートレー
「バーレーンは、2015年の世界耐久選手権で、当時のチームメートだったティモ・ベルンハルト、マーク・ウェバーと初めて世界タイトルを獲得した場所なので、いい思い出があります。だから、ここに戻ってくることができて嬉しいです。ここは、カレンダー中で自分が最も得意とする場所ではありませんが、よく知っているサーキットではあります。前戦のメルボルンは、ポイントの獲得こそできませんでしたが、基本的にはポジティブでした。バーレーンでは、前戦よりもっといい結果を獲得できるはずです。今週末の目標は、開幕戦と同じく、F1で初のポイントを得ることです」

ピエール・ガスリー
「バーレーンと言えば、2015年にGP2(現在のF2)で獲得したポールポジションのことを思い出します。ここは僕の好きなサーキットですし、F1のマシンで走るのは初めてです。バーレーンはかなり暑いですが、ナイトレースになるので、その点もこれまでと違っていて楽しみにしています。一番のお気に入りではないですが、非常におもしろいサーキットです」

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