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2016.07.24 F1 - フォーミュラ・ワン世界選手権 第11戦 ハンガリーGP ハンガリーGP 決勝

ハンガリーGP 決勝

ハンガロリンク、7月24日(日)

「『至福の時』とまではいかないものの、進化を裏付ける、着実かつ励みになるパフォーマンス」

#HungarianGP
#F1Hungary

本日行われたハンガリーGPは、McLaren-Hondaチームにとって明暗が分かれる結果となりました。7番手からスタートしたフェルナンド・アロンソは、トラブルフリーのレースを展開。競い合っていた後方のマシンとのギャップを維持しながら、スターティンググリッドと同じ7位で完走し、貴重なワールドチャンピオンシップポイント6点をチームにもたらしました。

それとは対照的に、ジェンソン・バトンは午後のレースを通して、不運に見舞われました。4周目でセンサーの不具合が発生し、それによってブレーキが機能不全に。チームは問題解決のため、ガレージとマシンをつなぐ無線を介して必要な情報をバトンに伝えなければなりませんでした。8番手からスタートしたものの、すでに最後尾までポジションを落としていたバトンは、その後、無線でのやり取りに関する新しいレギュレーションに違反したとして、ドライブスルーペナルティを科せられました。失ったポジションを少しでも取り戻そうと、最後尾から果敢な走りをしていたものの、フェリペ・マッサ選手(Williams)と18番手のポジション争いをしている際にオイル漏れが発生し、60周目でリタイアしました。

フェルナンド・アロンソ MP4-31-02

スタート 7番手
レース結果 7位
ファステストラップ 1分24.958秒 62周目(トップとの差 +1.872秒、8番手)
ピットストップ 2回:15周目(ピットストップ時間 2.85秒)、44周目(ピットストップ時間 2.59秒)
[オプション→プライム→プライム]

「7番手というのが、週末を通しての私のポジションでした! 午後のレースでポジションを上げることができなかったのは残念ですが、今日は後方のチームの中では我々が一番だったと思います。現時点でMercedesや、Red Bull、Ferrariは、それ以外のチームにとっては手の届かないところにいます。その3チームは、さらに上のレベルにいるのです。ただ、我々がレースをしているミニチャンピオンシップの中では、McLaren-Hondaはかなり競争力がありましたし、今日は最大限の力を出し切ったと感じています。

ただ、今日のレースではあまりアクションがありませんでした。我々にとっては、少し退屈に感じる場面もあり、いつものハンガロリンクでのレースとは異なる展開でした。唯一リタイアしたのが、ジェンソンだったことが残念です。

今週末の結果には満足していますし、我々が引き続き進化できることを願っています。今回のハンガロリンクと前戦のシルバーストーンという、2つの全く異なるサーキットにおいて、我々はそこそこの競争力を示しました。来週末にホッケンハイムで開催されるレースを楽しみにしています」


ジェンソン・バトン MP4-31-03

スタート 8番手
レース結果 DNF ※オイル漏れのためリタイア(60周目)
ファステストラップ 1分26.744秒、9周目(トップとの差 +3.658秒、21番手)
ピットストップ 3回:7周目(ピットストップ時間 2.72秒)、10周目(ドライブスルーペナルティ)、および28周目(ピットストップ時間 3.10秒)[オプション→プライム→バックアップ]

「午後は、私にとっては残念な結果となりました。

レース序盤でブレーキセンサーの不具合が発生し、ブレーキペダルがフロアまで一気に押し込まれる状態に陥りました。そのような感触を受けるのは、ドライバーにとって決してうれしいものではありません。ブレーキが全く機能しなくなり、これは安全に関わる大きな懸案でした。問題が再発しないようにするために、ステアリングホイールのスイッチを切り替えるようチームから指示され、それによって問題が解決しました。ただ、そのやり取りに関して、ペナルティを科せられたのです。私が必要な情報をチームから与えてもらうためにピットストップを実施しましたが、それよりも早いタイミングでピットインすべきだったということでしょう。ただ、そのとき私は最後尾にいたので、それほど問題ではありませんでした。

マシンをドライブすることを手助けする情報をドライバーに与えてはならないことは、十分理解しています。ドライバーはその仕事を自分でできなければなりません。実際、私はそれに挑戦するのが好きなのです。ただ、それが安全上の懸案である場合は、今日の私たちのように、事故を防いだことに対してペナルティを科せられるべきではないと思います。非常に複雑なパワーユニットが搭載されている場合、ドライバーはすべてのことを自分で理解することはできません。これは、ほかの多くの面では非常に優れた、このレベルのスポーツでは、適用してはならないレギュレーションなのです。この件に関しては、常識を優先させるときが来たと、私は思っています。

また、今日はメカニカルな不具合も発生し、レース全体を通してマシンが大幅なアンダーステアとなっていました。そして最終的にはオイル漏れによって、リタイアする結果となりました。部品を修理できるのかどうかは分かりませんが、そうであることを願っています。この不具合については、現在調査中です」


エリック・ブーリエ McLaren-Honda Racing Director
「ジェンソンは、期待できる週末であったにもかかわらず、オイル漏れによって早々にレースを終えることになり、不運でした。そのため、“DNF(完走せず)”というレースにおいて最も残念なイニシャルを掲げられる結果となりました。

ジェンソンは週末を通して非常にいい走りをしました。実際、昨日の予選で本人のミスではない理由で走行を妥協する必要がなければ、8番手よりも上のポジションを獲得できていたかもしれません。ただ、それがレースなのでしょう。

フェルナンドに関しては、間違っているかもしれませんが、この3日間の彼の一貫したポジションは、記録破りの結果なのかもしれません。今週末は、FP1: 7番手、FP2: 7番手、FP3: 7番手、予選: 7番手、レース: 7位という結果でした。『至福の時』とまではいかないものの、我々が常にいい進化を遂げていることを裏付ける、着実かつ励みになるパフォーマンスでした。

我々は、今季前半戦最後のレースとなるドイツGPに参戦するため、ここからバーデン・ヴュルテンベルク州に移動します。ホッケンハイム・サーキットは、今週末のハンガロリンクほど我々のマシンとパワーユニットの組み合わせには適していないかもしれません。それでも、McLaren-Hondaはポイント獲得を目指して攻めに出るつもりです」


長谷川 祐介 (株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
「中団でのレースをリードして、フェルナンドが7位でレースをフィニッシュできたことはマシンの進化の表れであり、うれしく思います。McLaren-Hondaのマシンがトップ3チームに続くパフォーマンスを見せられたことは、今後のレースに向けて大きな自信につながる結果だったと思います。

ジェンソンのマシンは序盤のブレーキシステムエラーと思われる事象で、最後尾まで後退してしまいました。レース終盤では、オイルリークトラブルによってマシンをリタイアしました。ガレージの両側でまたもや明暗が分かれたため、素直には喜べない週末となってしまいました。パワーユニット自体に問題は特に発見されておりませんが、チームでマシン全体を調査中です」

順位 ゼッケン ドライバー チーム 周回数 タイム/差
144ルイス・ハミルトン Mercedes701:40'30.115
26ニコ・ロズベルグMercedes70+1.977
33ダニエル・リカルド Red Bull70+27.539
45セバスチャン・ベッテル Ferrari70+28.213
533マックス・フェルスタッペン Red Bull70+48.659
67キミ・ライコネン Ferrari70+49.044
714フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda69+1Lap
855カルロス・サインツ Toro Rosso69+1Lap
977バルテッリ・ボッタス Williams69+1Lap
1027ニコ・ヒュルケンベルグ Force India69+1Lap
1111セルジオ・ペレス Force India69+1Lap
1230ジョリオン・パーマー Renault69+1Lap
1321エステバン・グティエレスHaas69+1Lap
148ロマン・グロージャン Haas69+1Lap
1520ケビン・マグヌッセン Renault69+1Lap
1626ダニール・クビアト Toro Rosso69+1Lap
1712フェリペ・ナスルSauber69+1Lap
1819フェリペ・マッサ Williams68+2Laps
1994パスカル・ウェーレイン Manor68+2Laps
209マーカス・エリクソン Sauber68+2Laps
2188リオ・ハリアントManor68+2Laps
NC22ジェンソン・バトンMcLaren-Honda60DNF

ランキング詳細

フェルナンド・アロンソ

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長谷川祐介