海上釣り掘の魚の習性
マダイ
全国の海上釣り掘で最もポピュラーな対象魚。海上釣り堀では中層~底にいることが多く、一年中ねらえる。また、練りエサからムキエビやイワシなどの
身エサまで、いろいろなタイプのエサに反応する。
ブリ(ワラサ)
カンパチ
ヒラマサ
ブリ、カンパチ、ヒラマサは「青もの」御三家。いずれも背中の色が青い
回遊魚で、力が強く、ハリに掛かると強烈な引きを見せる。エサは魚の身エサや生きエサ。中層~底にいることが多いが、ブリは表層近くを群れで泳ぎ回ることもある。ブリは大きさにより呼び名が変わるが、特に海上釣り掘に多い60cmクラスは「ワラサ(関東)」「メジロ(関西)」と呼ばれる。ブリは1尾がエサを食べると、周りも興奮して釣りやすくなる。カンパチとヒラマサは、食性はブリと共通だが、カンパチはより底近くにいて非常に力が強い。ヒラマサもブリより下にいて、ハリに掛かるとブリ以上のスピードで泳ぎ回る。カンパチとヒラマサはどちらもブリほどは群れずより警戒心が強い。
シマアジ
目がよく敏感な魚で、マダイよりも上の水面下4~5mの層を群れで泳ぐ。好むエサは練りエサ、オキアミ、ムキエビなど。大型は最大で1mほどになりオオカミと呼ばれる。
ヒラメ
海上釣り堀では底よりもやや上を泳ぐ傾向があり、生きた小魚が近くを泳いでいると食いつく。そのため青ものを小魚の生きエサでねらっていると釣れることが多い。歯が鋭いので口には注意する。
※このコンテンツは、2016年12月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。