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海上釣り堀の釣り具

海上釣り掘はとにかく手軽。初めての人が手ぶらで来ても楽しめるよう、必要な道具が用意されている。もちろん、慣れてきたら自分で選んだものを持ち込むこともできる。基本のアイテムは、ロッド、リール、ウキ釣り仕掛け、エサの4点。そのほかに釣った魚をすくうランディングネット、足もとに生かしておくためのスカリ、魚を持ち帰るためのクーラーなどがある。

ロッド、リール、ウキ釣り仕掛け

ロッド、リール、ウキ釣り仕掛け
ロッド、リール、ウキ釣り仕掛け
ロッド、リール、ウキ釣り仕掛け
ロッド、リール、ウキ釣り仕掛け
海上釣り掘の標準的なロッドはオモリ負荷3~4号の3.5mクラス。リールはスピニングリールの3000~5000番。リールに巻くライン(ミチイト)はナイロンの4~6号もしくはPEラインの1~2号だ。ロッドはやや短めで硬め。海上釣り堀では仕切られたマスの中をねらうので、あまり長いものは使いにくく、軟らかすぎると青ものが釣れた時にパワーが不足する。最近は釣具店でも、「海上釣り堀用」のロッドが販売されている。そして、仕掛けはアタリの取りやすい遊動式のウキ仕掛けを使う。レンタルタックルはハリまで一式がそろったものを借りられるので、そのまま釣りを始められる。ハリスは3号を70cm~1mが標準。ハリはねらう魚や使うエサにより大小使い分ける。標準的なものはマダイ用がチヌバリの3~4号、青もの用が伊勢尼の12~14号程度で、1本バリのエサ釣りが基本だ。

エサ

エサ
海上釣り堀で使うエサは、大きく分けて「練りエサ(団子)」、「エビや冷凍イワシなどの身エサ」、「生きアジなどの生きエサ」がある。身エサや生きエサは通常の海釣りでもよく使われるものだ。練りエサは養殖場のペレットで育った魚が多数放流されているという海上釣り堀の特性に合わせている。なお、持ち込めるエサの種類には釣り場によって制限があるので確認したい。海上釣り掘では、その日の状況や時間帯によって、釣れるエサが変わることがよくある。複数のタイプをあらかじめ用意しておくか、スタッフや釣れている人に聞いて現地でいくつかの種類を購入するとよい。

フローティングベスト

フローティングベスト
フローティングベストは釣り場でレンタルできる。特に子どもには身体に合った専用の小さいサイズのものを必ず着用させる。海上釣り堀は比較的安全だが、万一に備えて積極的に身に着けよう。

ランディングネット、スカリ

ランディングネット、スカリ
ランディングネット、スカリ
ランディングネットは長い柄が付いておりイカダの上から魚をすくうのに使う。スカリは釣った魚を足もとに泳がせておくための蛇腹式の網。釣り座が決まったら自分の近くの固定場所にあらかじめセットしておく。

発泡スチロール製の箱(クーラー)

発泡スチロール製の箱(クーラー)
クーラーは釣り用の本格タイプを持参するのもよいが、海上釣り掘では釣った魚の宅配用に発泡スチロールの箱が販売されている。これを利用するだけでも充分にクーラーの代わりになる。

服装

服装
足場がよく濡れることもない海上釣り掘は基本的にカジュアルな服装でOK。ただし、イケスが木製で足もとが濡れている場合もあるので、靴は滑らず動きやすいものを履く。海にあって周囲が開けている分、冬は風があると寒い時もあるので、上着は暖かめのものを着用する。
※このコンテンツは、2016年12月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
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