• 釣り方 :

確実に釣果が望める手軽な船釣り

カワハギ釣りは乗合船を利用するのが一般的だ。堤防や砂浜などの海釣りに比べるとハードルが高いように感じるが、実際には非常に簡単に楽しめることが多い。経験豊富な船長が釣りやすいポイントまで案内してくれるし、釣り方のコツなどもアドバイスしてくれるからだ。
まずは各地の港にある「船宿」を探すところから始めよう。情報は雑誌やスポーツ新聞の釣り欄に載っているほか、最近はホームページを持っている船宿も多い。座席に空きがあれば予約しないでも乗ることができるが、ハイシーズンの休日は混雑するため、あらかじめ電話予約しておくほうがいいだろう。
その際には「出船時間/帰着時間」「料金/エサ代」「レンタルタックルの有無」などを聞いておく。また、電車釣行の場合は駅まで送迎してくれる場合もある。
船宿への電話は日中か、遅くても夕方までにすませておくこと。悪天候が予想される場合は、前日19時の天気予報で欠航が決まるので、その直後に電話で確認する。
当日は、昼食と飲み物をあらかじめ買ったうえで、出船の30分~1時間前に船宿へ到着しよう。料金を払ってエサや氷を購入し、乗船名簿に名前と住所を書く。船の釣り座は先着順だ。身支度をしたら早めに乗り込んで、タックルの準備をしよう。
冬場の乗合船スタイル。波しぶきを浴びることもあるので、雨でなくてもレインウェアを用意したほうがいい。足まわりは滑りにくい長靴がオススメだ。なお、海の上は風を遮るものがなく、陸上よりも寒いことが多いので防寒具の準備は忘れずに
冬場の乗合船スタイル。波しぶきを浴びることもあるので、雨でなくてもレインウェアを用意したほうがいい。足まわりは滑りにくい長靴がオススメだ。なお、海の上は風を遮るものがなく、陸上よりも寒いことが多いので防寒具の準備は忘れずに
船宿へは少なくとも出船の30分以上前に到着すること。乗合船が初めての場合は、受付の際にその旨を伝えておこう
船宿へは少なくとも出船の30分以上前に到着すること。乗合船が初めての場合は、受付の際にその旨を伝えておこう
最適なオモリの重さやハリの号数などは釣り場や時期によって違うので、船宿で確認しておくといい
最適なオモリの重さやハリの号数などは釣り場や時期によって違うので、船宿で確認しておくといい

船釣りのポイント

船の釣り座は先着順に選ぶ。写真のようなボードにプレートを掛けたり、直接船に荷物を置くなど方法はさまざま。船首(ミヨシ)や船尾(トモ)は広範囲を探れる反面、揺れやすい。慣れないうちは船酔いしにくい中央付近(胴の間)を選んでもいいだろう
船の釣り座は先着順に選ぶ。写真のようなボードにプレートを掛けたり、直接船に荷物を置くなど方法はさまざま。船首(ミヨシ)や船尾(トモ)は広範囲を探れる反面、揺れやすい。慣れないうちは船酔いしにくい中央付近(胴の間)を選んでもいいだろう
サオとリール、ライフジャケットなどは船宿で貸してくれることも。これなら専用のタックルがなくても入門しやすい
サオとリール、ライフジャケットなどは船宿で貸してくれることも。これなら専用のタックルがなくても入門しやすい
エサのアサリは現地で購入できることが多い。必要な分量は水深や釣り人の経験によりけりなので、船宿の人に聞いてみよう
エサのアサリは現地で購入できることが多い。必要な分量は水深や釣り人の経験によりけりなので、船宿の人に聞いてみよう
船に乗り込んだら、出船までに仕掛けの準備をしておくと、到着してすぐに釣りがスタートできる。荷物はコンパクトにまとめておこう
船に乗り込んだら、出船までに仕掛けの準備をしておくと、到着してすぐに釣りがスタートできる。荷物はコンパクトにまとめておこう
分からないことや困ったことがあれば、なんでも船長に相談しよう。釣れない時にも的確なアドバイスをくれる
分からないことや困ったことがあれば、なんでも船長に相談しよう。釣れない時にも的確なアドバイスをくれる
※このコンテンツは、2010年12月の情報をもとに作成しております。 最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。