ファン・デル・マークが表彰台への6度の登壇でランキング4位に
初参戦のヘイデンは第6戦で勝利するなどランキング5位となる

2016年のスーパーバイク世界選手権(WSB)は、元MotoGP王者であり、長年にわたり2輪の最高峰で戦うライダーとして多くのファンを熱狂させてきたニッキ―・ヘイデン(Honda World Superbike Team)が参戦。マイケル・ファン・デル・マークとペアを組み、CBR1000RRのレース仕様車でシーズンを戦いました。そして、ファン・デル・マークは表彰台へ6度の登壇を果たし、ランキング4位に。ヘイデンは1度の優勝を含む表彰台への4度の登壇で、ファン・デル・マークに次ぐランキング5位に入る活躍をみせました。

ファン・デル・マークは開幕戦において、両レースで表彰台を獲得。続く第2戦タイ大会のレース1でも3位表彰台を獲得し、シーズン序盤から着実にポイントを重ねます。

第4戦オランダ大会では、レース1においてヘイデンが、レース2においてファン・デル・マークがそれぞれ3位表彰台を獲得。ファン・デル・マークは、母国大会で2年連続の表彰台と、相性のよさをみせたかたちで、今年がWSBのデビュー年であるヘイデンにとっては、これがクラス初の表彰台獲得となりました。さらに、第6戦マレーシア大会のレース2では、ヘイデンがオープ二ングラップを制するとそのままポジションを守りきって勝利。デビュー年にして初優勝を果たし、その順応性の高さを示したのです。

最終的に、ファン・デル・マークはオランダ大会以降、すべての大会でポイントを獲得。また、ヘイデンも第8戦イタリア大会と第11戦フランス大会のレース1でリタイアとなったものの、それ以外のすべての大会でポイントを獲得しました。

13大会26レースが行われた今年のWSBにおいて、Honda World Superbike Teamの2人は一度の優勝を含む10度の表彰台に登壇。CBR1000RRを駆り、安定した速さを披露しました。

ニッキー・ヘイデン

マイケル・ファン・デル・マーク

マイケル・ファン・デル・マーク

マイケル・ファン・デル・マーク(左)

ニッキー・ヘイデン

ポイント

WSB ライダー
順位 No. ライダー マシン 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R
11J.レイカワサキ498252525202016252520202016162025252525132016202016
266T.サイクスカワサキ447111020251620201616258252520202025204161620161320
37C.デイビスドゥカティ445206131625252011252516131613  16 25 10252525252525
460マイケル・ファン・デル・マークHonda2671620161391697910881661391082011111075
569ニッキー・ヘイデンHonda2487131110161078825111010161116671313119
681J.トーレスBMW213898891111113913395119810132988810
WSB マニュファクチャラー
順位 マニュファクチャラー 総合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R 1R 2R
1カワサキ5822525252520202525202025162525252525252025162020202020
2ドゥカティ517201613162525201125251620201613169202516252525252525
3Honda3421620161310916169892511101610161116820111313119
4BMW23489119911112139136971198101394988810
5ヤマハ225101110108789510116981188117810111613
6アプリリア194437768101385910134111042011105664
7MVアグスタ168955137101167131185111391393

ライダー&マシン