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シルバーストーン・テストレポート

2008年6月26日(木)

Honda Racing F1 Teamは今週、イギリスのシルバーストーン・サーキットで、3日間のテストを行った。チーム本拠地ブラックリーからわずか10kmほどのこのサーキットでは、7月第1週の6日に、次戦イギリスGPが開催される。

テストにはレースドライバーのジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが参加。RA108の最新バージョンを試すとともに、今後数戦に向けての準備も行った。

初日火曜日のバトンは、空力評価に専念。翌水曜日もこの作業を続け、その後、イギリスGPで使用される2種類のタイヤ比較テストを行った。2日間合計で、バトンは195周を走行した。

最終日は、バリチェロがステアリングを握った。チェック走行のあと、空力プログラム、そしてタイヤ評価の作業に専念。マシンセットアップやグリップレベルの感触を確かめ、この日だけで、94周をこなした。

ジェンソン・バトン

「今回は2日間のテストを担当したけれど、ここシルバーストーンで再び走れるのは最高の気分だ。今やグランプリサーキットの中で、こんなふうに流れるような高速区間が続くのは、こことスパ、そして鈴鹿だけだ。そして僕は、この種のコースが大好きだ。今回のテストの目的は、今後の数戦に投入される新しい空力パーツの評価だ。2日目は特に風の強いコンディションだったけれど、いくつかの改良は確認できた。方向性にも満足している。これから来週にかけてはトレーニングに専念して、いよいよ自国GPが待っている。満員の観衆の期待に応えられるレースがしたい」

ルーベンス・バリチェロ

「前向きに評価できるテストだった。マシンは十分な戦闘力を発揮し、強風だったにもかかわらず、新しい空力パッケージの性能向上も確認できた。今日のテストでは、このコースの高速、低速両区間のバランスをいかにうまく取るかに集中した。シルバーストーンは走っていて、本当に楽しいサーキットだ。レースの週末が楽しみだし、フランスGP以上の結果が出せることを、期待したい」

スティーブ・クラーク|Honda Racing F1 Team レース兼テスト担当ヘッド・エンジニア

「今回は空力面のほか、エンジン、車体にも新たな改良を施したので、その評価という意味で非常に重要なテストとなった。幸い3日間とも路面はドライだったため、目一杯走ることができた。とはいえ風が強く、しかも風向きも頻ぱんに変わるという、非常に難しいコンディションではあった。そのため走行のたびに、マシンバランスが狂ってしまった。正確なセットアップ変更を施すには、理想的な状況ではなかった。テストでは2種類のブリヂストンタイヤの評価も、ある程度行うことができた。イギリスGPの週末にどれほどのパフォーマンスが発揮できるかは、実際に走り出してからのお楽しみだ」