2008年2月14日(木)
Honda Racing F1 Teamは今週、バルセロナからヘレスサーキットに移動し、3日間のテストを行った。参加したのは、レースドライバーのジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロ。そしてテスト開発ドライバーのアレックス・ブルツだった。3人は今季を戦うRA108の評価および開発に専念した。
初日火曜日は、バリチェロとブルツがステアリングを握った。バリチェロは全般的なセットアップ評価のほか、レーススタートの練習などを行い、75周を走行。今回、新車テストが2日目となるブルツは、主にドライバビリティに関する作業に専念し、86周を走った。
翌日もバリチェロは初日の作業を継続し、58周をこなした。一方、この日からテストに合流したバトンは、空力評価と車体セットアップを行い、85周を走行した。
最終日には、バリチェロに代わってブルツが再びドライブ。午前中はバトンとともに、ピットストップ練習も交えた本格的なレースシミュレーションを敢行した。そして午後には、引き続き車体セットアップに専念。ブルツは103周、バトンは121周を走破した。
「今週はマシンをより深く理解するという点で、進歩できた。先週のテストで出た問題への対処も進んだし、ロングランも安定してこなせた。メルボルンでの開幕戦までに、あと2回テストが控えている。そこでやるべきことは、まだたくさんある。とはいえマシンの状態には、以前よりいい感触を得ているし、より限界まで攻められそうだ」
「今週はドライバビリティの点で改善が見られ、おかげでエンジンパワーをより効果的に使えるようになった。マシンバランスも向上し、乗り心地やドライビングポジションもずっとよくなった。これからもタフな仕事が続くが、これまでのテスト結果を踏まえたさらなるアップデートに期待したい」
「今回は信頼性の確認のためのロングランと、エンジンのドライバビリティ向上の作業を行った。その両方で成果が出たことはうれしかった。レースに向けた完全シミュレーションも、非常にうまくいった」
「今回のヘレステストを終えて、ハンドリングに影響する問題について、完全に理解することができた。これらに対応する新パーツは、次のバルセロナ・テストまでには準備できるはずだ。それを踏まえて、今週はレース距離での信頼性を確保するためのメニューもこなし、ジェンソンとアレックスがともに予定した距離を走破してくれた。それからエンジンのドライバビリティ向上と、車体セッティングに関して、確かな進歩を実感した。次回のテストに向けて、これらがいい出発点になってくれるはずだ」