MONTHLY THE SAFETY JAPAN●2001年11月号


交通バリアフリー教室を全国展開



 9月に開催された「第5回セーフティジャパンインストラクター競技大会」で交通教育センターレインボー〈浜松〉が初の事業所優勝に輝きました。
「この優勝は事業所全体のパワーが勝ち取ったものです。私たちの頑張りだけでなく選手を応援してくれた環境があってこそ」というのは、グループA(国内交通教育センター)総合部門(個人)でも準優勝に輝いた大島俊輔さん。大会出場にあたり、仲間のインストラクター、練習の応援をしてくれたスタッフなど、全員が一丸になって大会に臨んだそうです。山下広さんも「周りのバックアップが大きな心の支えになり、当日は満足のいく成果を出せました」といいます。
 蒲田耕治さんは、昨年から始まったグループAのみを対象とした指導力審査にも出場。「高齢ドライバーに対する安全運転の動機付け」のテーマから学ぶことは多く、他の事業所の発表内容もとても勉強になったそうです。
「第5回セーフティジャパンインストラクター競技大会」表彰式。左から2〜4人が浜松事業所。
 日頃の教習や研修では、「いかに楽しく学んでいただくか」(山下さん)を主眼に交通安全教育に携わっています。「教習や研修での楽しみや喜びは一人ひとり違います。いかにみなさんに楽しく学んでいただくかをポイントに、快適な雰囲気で、レベルアップを実感できる教育を行なっていきたいですね。受講後のお客様にお願いしているアンケートの『もっといろいろなことを学びたい』という言葉が何よりも嬉しいです」(蒲田さん)。
 セーフティジャパンインストラクター競技大会での貴重な経験を活かしつつ、お客様に「楽しく安全を学んでいただく」教育の実践に向けて、今後さらなる活躍が期待される交通教育センターレインボー〈浜松〉の姿を紹介します。

このページのトップに戻る目次へ

 
  安全運転普及活動コンテンツINDEX