雪中キャンプ開始!
雪上でテント設営&薪ストーブ設置
場所を「檜原西湖畔オートキャンプ場」に移して、ここからはキャンプの時間です。
では、ここからは雪中キャンプです! キャンプ場の受付は先ほど済ませてきました。
普段は釣りを終えたらそのまま帰るか、近くの民宿などに泊まって釣った魚をいただきます。釣り場の近くで、しかも雪の上でテントに泊まる体験は初めてなのでドキドキです!
氷上の釣りも非日常的だけど、真冬の雪中キャンプもなかなかない体験ですから! 最近はより安全にテントの中で薪ストーブが使えるようにもなったので、そちらも紹介します。
リアシートを倒したヴェゼルの荷室は、4人分のキャンプ道具を積んでも余裕の広さ。
寒さに強いTC素材のテントと、対応テント内での条件付き使用をメーカーが公認している薪ストーブの組み合わせを用意。安全面での安心感が段違いです。
リアシートを倒したヴェゼルの荷室は、4人分のキャンプ道具を積んでも余裕の広さ。
寒さに強いTC素材のテントと、対応テント内での条件付き使用をメーカーが公認している薪ストーブの組み合わせを用意。安全面での安心感が段違いです。
薪ストーブをテントの中に入れて、ぬくぬく過ごしてもらいたいと思います! 今回使用するテントと薪ストーブは、安全に薪ストーブが使える設計なんですよ。
では、まずはテントから一緒に設営していきましょう!
雪上キャンプも湖上でのテント設営と同じように、最初に雪を掻いて地面をならします。今回は薪ストーブを設置するので、ストーブを置く板で水平がとれるかも事前にチェックしました。
釣りの時とは逆に、こいしさんの指導を受けて八木さんがポールを組み立てます。
雪上キャンプも湖上でのテント設営と同じように、最初に雪を掻いて地面をならします。今回は薪ストーブを設置するので、ストーブを置く板で水平がとれるかも事前にチェックしました。
TC素材の重めの幕体を、4人で協力して展開。
釣りの時とは逆に、こいしさんの指導を受けて八木さんがポールを組み立てます。
このテントは3本のポールを天頂部のジョイントにつないで立ち上げるトリポット式。ワンポールよりも広い内部空間を作れるメリットがあるんですよ。
ポールをつなぐだけでもうテントの形になるんですね! 早い!
幕体を立てたら貼り綱をペグ打ちして、しっかりと固定。
千島さんと協力して、貼り綱を巻き付けた竹(通称竹ペグ)を埋めていきます。
雪中キャンプならではの設営のコツってあるんですか?
雪が積もったフィールドでは短いペグが効かないことがあるので、長いペグを打ち込んで固定します。長いペグでもダメな場合は、こんな風にペグを雪に埋めて固定することもあるんですよ。
雪がちらつく中、4人の力を合わせて、あっという間にテントの設営が完了! キャンプチームの手際の良さに、釣りチームから拍手が送られました。
続いて、テントの中に薪ストーブを設置していきます。
薪ストーブは安全第一で、慣れている僕一人だけで設置しますね。
雪の上に直接ストーブを置くと、熱で雪が溶けてストーブが沈んだり傾いたりする危険があります。そのため今回は木の板を用意して、さらに耐熱シートも敷いて対応しました。
板の上にストーブを置いたら、煙突をつなげて伸ばしていきます。
続いて、いったん外に出て煙突の先端に張り綱を固定。
テント内に戻って、煙突の排出口(チムニーホール)から煙突を外に突き出します。
再び外に出て、煙突の先端に取り付けた張り綱をペグダウン。風などで煙突が倒れないよう、自在を調整してしっかりと固定します。
外吸気パイプをテント外に引き出したら、雪が積もっても吸気できるようにスタンドを使って先端を高い位置に固定します。
なるほど! 外から吸気をするからテント内でも安全に薪ストーブを使えるのか。
ご名答! 薪の燃焼にテント外の空気を使うのがこのストーブの特徴なんです。なので、この吸気口が塞がらないように気をつけないといけません。
最後に一酸化炭素チェッカーを幕内にぶら下げれば……
安全と言っても、やっぱり一酸化炭素チェッカーは必須なんですね。
万が一、一酸化炭素がテント内に充満してしまった場合にアラームが鳴るようにしておきます。およそ1時間に1回の換気も推奨されているので、忘れずにやるようにしましょう!
ガラス窓だから炎のゆらめきが見えるのもいいですね。
キャンパーは焚き火好きが多いけど、外気温が氷点下前後になるとさすがに焚き火だけだと寒くって。そうなると薪ストーブで暖を取りたくなりますね。
薪ストーブは焚き火と違って煙が目に入って痛くならないのもメリットなんです。安全に扱うには正しい知識が必要ですが、きちんと使えるとこれもまた楽しいんですよね。
でも寝る時は薪ストーブの火を消さないと危ないので、冬用の寝袋とマットは必須装備です。コットを使えば、地面からの距離が取れるので冷えにくくなりますよ!
こんな便利なアウトドア用のベッドがあるんですね! 僕らの寝床はこれでいいとして、こいしさんと佐久間さんたちはどうされるんですか?
僕らはそれぞれ自分のテントを設営するので、ちょっと待っていてください。
ソロテントの設営は慣れたもの。あっという間に2人分の寝床ができあがりました。
大丈夫です! ポイントは2つあって、マットを二重にするとより冷えを防げるのと、寝袋の上にブランケットなどをかけて寝袋の中の温度を保つことです!
他にも、低温やけどには注意が必要ですが、湯たんぽを活用するとよりあたたかく寝られますよ〜。
いや〜、さすがキャンプのプロのお二人。あっという間でしたね。
最新のアイテムはより安全に設計されていることもわかって、興味深かったです。