F1世界選手権 CARTチャンピオンシップ・シリーズ全日本GT選手権スーパーバイク世界選手権全日本ロードレース選手権モトクロス世界選手権全日本モトクロス選手権AMA スーパークロストライアル世界選手権全日本トライアル選手権ル・マン/マン島/鈴鹿8耐
Honda ホームページへ
MotorSports
HondaRacing Topへ
Honda Racing WGP
スケジュールへ ランキングへ
2001 ロードレース世界選手権シリーズ
  第15戦 マレーシアGP(セパン)
 
  2001年 10月21日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:晴れ 気温:38℃ コースコンディション:ドライ 観客:30,184人  
     
  250cc加藤大治郎が独走優勝で今季10勝目!見事タイトルを獲得!
500ccチャンピオンを決めたロッシが今季10勝目!2位にカピロッシ!
 
  加藤大治郎、参戦2年目にしてシリーズチャンピオン獲得の快挙!  
 
 
独走優勝で250ccチャンピオンを決めた加藤の走り 250cc、2人目の日本人チャンプに加藤 今季10勝目を飾った新チャンピオン、ロッシ ポディアムに立つ優勝ロッシ(右)と2位カピロッシ(左)
 
 

マレーシアのセパンで開催された第15戦マレーシアGPは、最高気温37度という猛暑の中で行われ、250ccクラスでタイトル王手の加藤大治郎が独走優勝を果たし今季10勝目。250ccクラスでは、93年の原田哲也以来、2人目の日本人チャンピオンに輝いた。また、シーズン10勝目は、GP史上タイ記録。最終戦ブラジルGPでは、GP新記録を狙うことになった。500ccクラスは、予選2番手のロッシが今季10勝目。前戦オーストラリアGPでチャンピオンを決めた勢いを堅持した。中盤までは5台によるし烈なトップ争い。終盤になってトップに立ったロッシは一気にペースを上げて後続を突き放す快走。新チャンピオンらしい戦いぶりだった。125ccクラスは宇井陽一(D)が優勝。チャンピオン争いをするエリアスは6位に終わり、チャンピオン争いから惜しくも脱落。最終戦ブラジルGPでランキング2位を狙うことになった。

 
   

パシフィックGP、オーストラリアGP、そしてマレーシアGPと続いた3連戦。前戦オーストラリアGPでは、ロッシが500ccのチャンピオンを決めて意気揚がるHonda勢。今大会は、250ccクラスで加藤大治郎がタイトルに王手を掛けた戦い。手に汗を握る、連戦となった。

セパンでマレーシアGPが開催されるようになったのは、今年で3回目。例年、シーズン序盤に行われていたが、今年はタイトル争いの天王山となる終盤戦に行われる。熱帯の国マレーシアのグランプリは、まさに、暑く、熱い、戦いとなった。

予選初日、500ccクラスのフリー走行でトップタイムをマークしたのは中野真矢(Y)。朝方までの雨が残り、ハーフウエットで始まるという難しいコンディションで、選手たちは激しく変化する路面のコンディションを睨んでの予選スタートとなった。

2番手にはO.ジャック(Y)。3番手には、前戦オーストラリアGPでチャンピオンを決めたばかりのロッシ。以下、K.ロバーツ(S)、G.マッコイ(Y)、M.ビアッジ(Y)とライバル勢が続き、クリビーレ9位、カピロッシ10位、宇川徹13位、バロス14位と、ロッシをのぞくHonda勢はやや出遅れる格好となった。

しかし、完全なドライとなった午後の予選では、2年前のマレーシアGPの250ccクラスで優勝しているカピロッシが暫定PPを獲得。以下、ビアッジ(Y)、中野(Y)と続き、ロッシ4番手。バロス7位、クリビーレ9位、宇川12位という結果だった。

熱帯の国マレーシア。選手たちにとっては、コース上のライバルとの戦いだけではなく、暑さとの戦いが待ち受けている。予選初日はやや雲の多い天候だったが、それでも気温は33℃まで上がり、ライダーにとっても、マシンやタイヤにとっても過酷な戦いとなった。

2日目も、朝方まで降っていた雨が残り、午前中のフリー走行はハーフウエットからドライへと変わるコンディション。初日、やや出遅れた形のHonda勢だったが、しかし、2日目のフリー走行ではロッシの2番手を筆頭に、バロス3番手、宇川4番手と、Honda勢が調子を上げた。

午後の予選では、路面温度も上がり、どの選手もタイムアップに苦しむことになったが、暫定PPのカピロッシが今季4回目のPPを獲得。2番手にロッシと続き、以下、ビアッジ(Y)、マッコイ(Y)がフロントロー。2列目にはバロス。クリビーレと宇川はそれぞれ11位、12位というポジションで3列目スタートとなったが、セッティングもまとまり、本番での巻き返しに期待が集まった。

決勝日は晴れ。朝から熱帯の強烈な陽射しが降り注いだセパンは、125ccで37℃、250ccで38℃の最高気温を記録するまさに灼熱の戦いとなる。雲が多くなり、やや涼しくなった500ccの決勝レースだが、それでも33℃。選手、マシン、タイヤにとっては厳しい戦いとなった。

そしてオープニングラップを飾ったのはセパン2連勝中のK.ロバーツ(S)で3連勝に向けて好スタートを切る。しかし、PPスタートのカピロッシと2番手スタートのロッシ、そしてビアッジ(Y)、マッコイ(Y)、バロスと混戦模様の状態でレースは始まった。

しかし、4周目に波乱が起こる。トップ集団の中で激しくポジション争いを繰り広げていたロバーツ(S)とビアッジ(Y)が接触転倒、優勝候補の2人が早々にリタイヤとなる。以後、カピロッシがトップに立ち、マッコイ(Y)、ロッシ、阿部典史(Y)、中野真矢(Y)の5台がトップグループを形成することになった。

中盤までは、カピロッシを交わしたマッコイ(Y)がトップに立ち、ロッシがピタリとマークするという展開。その背後ではカピロッシと阿部(Y)がポジションを入れ替える戦い。そしてレースは終盤に入り、レース折り返し点の12周目にロッシがトップに浮上すると、後続を一気に突き放して21周を走り終え、今季10勝目を飾り、新チャンピオンに相応しい走りを見せることになった。

2位にはこの3連戦で3戦連続表彰台に立ったカピロッシで、ランキング2位のビアッジに4点差と迫り、最終戦では逆転のチャンスを得る。3位にはマッコイ(Y)、4位に中野(Y)。スタートで出遅れた宇川は、猛烈な追い上げで5位。クリビーレ6位。バロス7位という結果。前戦オーストラリアGPで個人、コンストラクターズの両タイトルを決めたHonda勢は、マレーシアGPでも、タイトル獲得に相応しい結果を残すことになった。

タイトル争いが天王山を迎えた250ccクラス。タイトル王手の加藤大治郎と、それを追う原田哲也(A)の戦いとなったが、予選から好調な走りを見せた加藤が、決勝でもその力を如何なく発揮。250ccクラスのシーズン最多勝利タイ記録の10勝をマーク。見事、タイトルを獲得した。

レースは今季6回目のPPスタートとなった加藤が、好スタートでホールショットを奪い、オープニングラップから後続を突き放す力強い走りを披露。序盤には2分8秒台のレコードタイムをマークして2番手につける原田(A)を圧倒。勝利を決定的にすると、最後は約15秒もの大量リードを築いて、見事、優勝でタイトルを決めた。

日本人としては、通算5人目。7個目の世界タイトル獲得で、98年に125ccでタイトルを獲得した坂田和人以来、3年ぶりの日本人チャンピオンの誕生。Hondaにとっては、97年以来、4年ぶりの250ccタイトル獲得となった。

加藤は、これでスポット参戦を含めて35戦を戦い通算16勝目を達成。今年は95年に青木治親が125ccで達成したシーズン7勝の日本人シーズン最多勝利記録を更新。今大会のシーズン10勝目は、M.ヘイルウッドとA.マンクの持つシーズン10勝に並ぶ世界タイ記録。最終戦ではGP新記録を狙うことになった。

125ccクラスは宇井陽一(D)が混戦を抜け出して優勝。2位にM.ポジャーリ(G)が入り、タイトル決定は最終戦へともつれ込んだ。チャンピオン争いに加わっていたエリアスは、トップグループに加わるも6位に終わり、チャンピオン争いから脱落。しかし、エリアスらの活躍で、Hondaは125ccクラスのコンストラクターズタイトルを決めた。

シーズン残るはブラジルGPのみ。タイトル争いは、宇井(D)とポジャーリ(G)の2人に絞られた125ccクラスの個人タイトルと、250ccクラスのコンストラクターズタイトルのふたつ。2週間後には、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで最終戦が行われる。

 
 

V.ロッシ(500cc/優勝)
500ccのチャンピオンシップは終ってしまったが、それでも勝つのはやっぱり素晴らしいこと。開幕前日にも言ったが、一週間前のオーストラリアでタイトルを決めて、自分でも、どう、モチベーションを保っていけばいいのかと不安だったが、今回も集中して走ることが出来てほっとしている。今回は、スタートは悪くはなかったが、ギヤを1速から2速にいれるときにシフトミスをしてやや出遅れてしまった。それで一周目は混戦の中にもまれる格好となり、周りにアグレッシブな走りをする選手が多くて、どうなるかと思った。でも一周目が終ったときには4番手。そのうちにマッコイとカピロッシとのトップ争いとなった。今日はタイヤに厳しいレースになることがわかっていたので、このふたりについていって様子を見ようと思っていたが、マッコイの走りが自分とはあまりにも違うので、集中していくのが難しかった。それでちょっと早いかなと思ったのだが、中盤にスパートをかけた。残るは最終戦だけ。今日のレースは暑くて厳しくて疲れたが、ブラジルも同じような結果を残したい。

L.カピロッシ(500cc/2位)
今日の結果には満足している。予選は順調でセッティングは完璧だった。タイヤもベストなものをチョイス出来たし、スタートも良かった。それにしても今日はハードなレースだったが、2位になれてとても嬉しい。ポイントでもビアッジに4点差に迫ったし、最終戦では、自分でも逆転に期待している。

宇川  徹(500cc/5位)
予選は12番手と決していいポジションではなかったが、バイクの状態、自分の走りはまずまずの内容だった。コンスタントにいいタイムが出ていたし、きっといいレースが出来ると思っていた。しかし、今回もスタートに失敗。一周目が終ったときには14位。気が遠くなるようなポジションだった。そこから必死に追い上げたが5位になるのがやっと。すべてはスタートに失敗したことに尽きる。残念だった。

A.クリビーレ(500cc/6位)
スタートのグリットが悪かったこともあるが、セカンド集団に追いつき、バロスとジベルノーを交わしたときには、もう、トップグループにはおいつけないと思った。表彰台に立てなければいいレースだったとはいえないが、今回は、前回のオーストラリアGP(11位)のことを考えれば、決して悪い結果ではない。オーストラリアの予選で転んで体調も完全ではなかった。今日の結果には、決して満足はしていないが、まずまずの結果だと思った。

加藤大治郎(250cc/優勝)
今回は、とにかく、勝ちたかった。ポイントよりも、勝つことに集中した。予選では、初日、2日目と、万全ではなかったけれど、大きな問題もなく、最後はうまくまとめることが出来たと思った。チャンピオン争いだからと言って、特別、緊張はなかったが、フロントローに並んだ選手の顔ぶれを見て、どういう戦いをしてくるのかわからなかったので、序盤は気をつけようと思った。いいスタートが切れたし、一周目が終ったときには、これで大丈夫だと思った。今日は本当に暑くて、中盤はかなり辛かった。小さなミスで何回かタイムが落ちてしまったけれど、最後まで集中を切らさないように頑張った。チャンピオンになれたけれど、いまはあまり実感はない。ただ、勝てたことが嬉しい。

 
       
 
     
  ロードレース世界選手権 第15戦 結果表  
 

| 250ccクラスへ | 125ccクラスへ |

■500ccクラス
POS RIDER MACHINE TEAM LAPS TIME
1 V.ROSSI Honda NSR500 NASTRO AZZURRO Honda 21 44'46.652
2 L.CAPIROSSI Honda NSR500 West Honda PONS 44'50.203
3 G.McCOY Yamaha Red Bull Yamaha WCM 44'51.374
4 S.NAKANO Yamaha Gauloises Yamaha Tech 3 44'51.657
5 T.UKAWA Honda NSR500 REPSOL YPF HONDA 44'55.459
6 A.CRIVILLE Honda NSR500 REPSOL YPF HONDA 44'58.844
7 A.BARROS Honda NSR500 West Honda PONS 45'02.334
8 S.GIBERNAU Suzuki Telefonica Movistar Suzuki 45'05.424
9 N.HAGA Yamaha Red Bull Yamaha WCM 45'13.664
10 C.CHECA Yamaha Marlboro Yamaha Team 45'15.481
11 J-L.CARDOSO Yamaha Antena 3 Yamaha-d'Antin 45'15.659
12 A.WEST Honda NSR500V Dee Cee Jeans Racing Team 45'48.818
13 N.ABE Yamaha Antena 3 Yamaha-d'Antin 46'07.187
14 B.CLARK Honda NSR500V Shell Advance Honda 46'51.107
15 L.HASLAM Honda NSR500 Shell Advance Honda 46'51.152
--- CLASSIFIED ---
R O.JACQUE Yamaha Gauloises Yamaha Tech 3 12 25'46.988
R B.VENEMAN Honda NSR500V Dee Cee Jeans Racing Team 7 15'39.955
R H.AOKI Honda NSR500V Arie Molenaar Racing 6 13'11.262
R J.STIGEFELT Sabre V4 Sabre Sport 5 11'40.497
R K.ROBERTS Suzuki Telefonica Movistar Suzuki 3 6'29.857
R M.BIAGGI Yamaha Marlboro Yamaha Team 6'30.373
R K.ROBERTS Proton KR Proton TEAM KR 2 4'34.534
 

| 500ccクラスへ | 125ccクラスへ |

■250ccクラス
POS RIDER MACHINE TEAM LAPS TIME
1 D.KATOH Honda NSR250 TEAM TELEFONICA MOVISTAR Honda 20 43'22.487
2 T.HARADA Aprilia MS Aprilia Racing 43'37.380
3 F.NIETO Aprilia Valencia Circuit Aspar Team 43'38.379
4 R.LOCATELLI Aprilia MS Eros Ramazzotti Racing 43'42.235
5 J.McWILLIAMS Aprilia MS Aprilia Racing 43'58.354
6 F.BATTAINI Aprilia MS Eros Ramazzotti Racing 44'08.851
7 N.MATSUDO Yamaha Petronas Sprinta Yamaha TVK 44'08.895
8 A.HOFMANN Aprilia Racing Factory 44'09.218
9 S.GUINTOLI Aprilia Equipe de France - Scrab GP 44'19.000
10 R.ROLFO Aprilia Safilo Oxydo Race 44'21.401
11 M.MELANDRI Aprilia MS Aprilia Racing 44'22.788
12 R.DE PUNIET Aprilia Equipe de France - Scrab GP 44'23.176
13 L.BOSCOSCURO Aprilia Campetella Racing 44'32.217
14 A.DEBON Aprilia Valencia Circuit Aspar Team 44'32.440
15 D.CHECA Honda RS250R Team Fomma 44'33.297
16 D.TOMAS Honda RS250R By Queroseno Racing Team 44'33.334
17 R.CHIARELLO Aprilia Aprilia Grand Prix 44'34.495
18 J.VINCENT Yamaha QUB Team Optimum 44'48.777
19 J.VIDAL Aprilia PR2-Damas 44'52.585
20 D.DE GEA Yamaha Antena 3 Yamaha-d'Antin 44'59.748
21 D.GIUGOVAZ Aprilia MS Aprilia Racing 45'00.122
22 L.COSTA Yamaha Antena 3 Yamaha-d'Antin 45'11.605
23 S.GERONIMI Yamaha Edo Racing 19 43'32.837
--- CLASSIFIED ---
R L.LANZI Aprilia Campetella Racing 11 24'43.342
R K.POENSGEN Honda RS250R Shell Advance Honda 9 20'38.469
R E.ALZAMORA Honda NSR250 TEAM TELEFONICA MOVISTAR Honda 8 17'31.697
R S.PORTO Yamaha Dark Dog Yamaha Kurz 6 13'41.901
R S.YUZY Yamaha Petronas Sprinta Yamaha TVK 2 4'29.035
 

| 500ccクラスへ | 250ccクラスへ |

■125ccクラス
POS RIDER MACHINE TEAM LAPS TIME
1 Y.UI Derbi L & M Derbi Team 19 43'21.269
2 M.POGGIALI Gilera Gilera Racing Team 43'23.347
3 L.CECCHINELLO Aprilia MS Aprilia LCR 43'23.465
4 D.PEDROSA Honda RS125R Telefonica Movistar jnr Team 43'24.430
5 G.BORSOI Aprilia LAE - UGT 3000 43'25.256
6 A.ELIAS Honda RS125R Telefonica Movistar jnr Team 43'25.534
7 A.VINCENT Honda RS125R Team Fomma 43'25.737
8 M.AZUMA Honda RS125R Liegeois Competition 43'26.392
9 M.GIANSANTI Honda RS125R Axo Racing Team 43'51.295
10 M.SABBATANI Aprilia Bossini Fontana Racing 43'51.561
11 N.UEDA TSR-Honda FCC-TSR 43'51.686
12 J.OLIVE Honda RS125R Telefonica Movistar jnr Team 43'51.953
13 S.PERUGINI Italjet Italjet Racing Team 43'52.129
14 A.DE ANGELIS Honda RS125R Matteoni Racing 43'52.702
15 J.HULES Honda RS125R Matteoni Racing 43'53.071
16 S.SANNA Aprilia Safilo Oxydo Race 43'54.675
17 A.RODRIGUEZ Aprilia Valencia Circuit Aspar Team 43'57.431
18 R.JARA Aprilia MS Aprilia LCR 43'57.811
19 G.CAFFIERO Aprilia Bossini Fontana Racing 43'58.517
20 G.TALMACSI Honda RS125R Racing Service 44'02.833
21 J.MULLER Honda RS125R PEV-Spalt-ADAC Sachsen 44'02.929
22 W.DE ANGELIS Honda RS125R Racing Service 44'33.092
23 A.ARAUJO Honda RS125R Liegeois Competition 44'55.308
--- CLASSIFIED ---
R A.NIETO Jr. Honda RS125R Viceroy Team 17 39'49.058
R E.BATAILLE Honda RS125R Axo Racing Team 7 16'41.706
R G.SCALVINI Italjet Italjet Racing Team 17'00.660
R S.JENKNER Aprilia LAE - UGT 3000
R J.SMRZ Honda RS125R Budweiser Budvar Hanusch
R A.BRANNETTI Aprilia Team Crae
R P.NIETO Derbi L & M Derbi Team