• 釣り方 :

釣り場は里川。
橋や堰堤(えんてい)などを目安に
動き回る魚が多い場所を捜す

流れが穏やかで水量のある深みは
魚がたまりやすい

カワムツは山間の渓流から平地を流れる中流部まで広い範囲に棲息する。その中で「川ムツング」をしやすいのは、周囲に人家もあるような広すぎない里川だ。釣り場を捜す際は、橋や堰堤などの構造物をあらかじめ地図で確認しておき、川に着いたらその前後の水辺のようすを見て回るとよい。

橋の前後はカワムツなどの小魚が好む深みが出来ていることが多い。魚が集まっていると、群れている黒い影や水中のヒラ打ちが確認できる
堰堤の前後も小魚のたまりやすいプールや淵ができる。ただし、あまり広すぎる場所は水辺に立ちにくいので、無理せず釣れる場所を捜す

まずは橋、道路、土手などの上から川をのぞいてみよう。橋桁の周囲など、他の場所に比べて少し深くなっている部分には魚が集まりやすく、群れ泳ぐ小魚の黒いシルエットが見えたり、水中で魚が身をよじるヒラ打ち(白っぽく光る)が見られればそこが釣り場になる。

堰堤のすぐ下の落ち込みなどもカワムツがたまる
里川によく見られる用水路の合流点なども小魚が集まりやすい。そっと近づいて魚影がないか確認してみよう

その際、クルマは必ず充分な空きスペースのある場所に停めること。河川敷への出入口を塞ぐ可能性がある場所や、私有地の可能性がある場所に停めるのは厳禁だ。身近な川でも楽しめる釣りである分、マナーにはいっそうの気を遣いたい。

※このコンテンツは、2022年3月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。