種類に応じたエサの付け方
イカや魚の切り身、ワーム、
キビナゴ、それぞれのセット法
根魚はさまざまなエサに反応する。それこそどんなエサをハリに刺したとしても、釣れる可能性がゼロではないといえるくらいだ。一方で、エサ付けをていねいにするのはあらゆる釣りの基本。それによってエサ持ちや魚の反応も変わって来る。ここでは代表的なパターンをいくつか紹介する。この他にアオイソメであればただ端をハリにチョン掛けするだけでもよい。
付け方①:イカ(魚の切り身も同じ)
イカや魚の切り身(サバやサンマ)はどちらも非常に効果的なエサ。イカは身が崩れにくいのでエサ持ちがよく、さらに匂いと水中で目立つ白色でも魚にアピールする。コツは切り身の中心線にまっすぐハリを縫い刺すこと。それにより水中でのバランスがよくなり、フワフワとルアーのように動く。雑にハリに付けたエサは水中で不自然に回転しやすく魚の反応が悪くなる。
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イカはハサミを使い指3本分ほどの長さの短冊状にカットしておく
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切り身の端の中央にハリ先を刺す(魚の切り身の場合は皮側から)
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ハリ先を一度外に出したら向きを変え、再び切り身の中心線にハリを刺す
4
ハリ先を外に出し、切り身全体をまっすぐに整えたらセット完了
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魚の切り身の場合はこのようになる。なお切り身もイカ同様に付ける前にきれいな形にカットしておく
付け方②:ワーム
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ハリの軸がぶれないようにしっかりチモトを持つ
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ワームの断面の中央にハリを刺す
3
4
ハリ軸分の長さだけ押し込んだら中心線からハリ先を抜く。ワームが全体にまっすぐに刺さればOK
付け方③:キビナゴ
キビナゴは1尾まるごとだと身が崩れやすいのでカットしてから使うとよい。
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1尾のキビナゴを半分ほどにカット
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ハリのフトコロがそれぞれの身(写真は尾側)を抱えるように中心にハリを刺す
※このコンテンツは、2021年11月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。