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釣り方
葛島一美さん
葛島一美さん
昭和30年8月10日、東京都台東区生まれ。少年時代からフナ、タナゴ、ハゼなどの小もの釣りに親しみ、日本の伝統的な釣りザオである江戸和竿にも詳しい。著書も『川釣り入門』『和竿大全』(いずれもつり人社)など多数。

シロギスのチョイ投げ釣りの対象魚と習性

シロギス

シロギス
北海道南部以南の全国沿岸に生息。水深20〜30m以内の砂地底を好む。投げ釣りはもちろん、船の小もの釣りの対象魚としても人気が高い。レギュラーサイズは15〜20cmだが、30cmを超える大型もいて、そのクラスは引き味の強さから〝ヒジタタキ〟と呼ばれる。反対に10cm未満の当歳魚には〝ピンギス〟の愛称がある。

メゴチ

メゴチ
シロギスと同じ砂地底の沿岸海域に生息。最大では25cmくらいまで育つがチョイ投げ釣りでは小型が顔を見せることが多い。体表のヌメリと頭部両サイドの2本の突起があるため、メゴチバサミで掴む。ガッチョ、ノドクサリなどの別名がある。

ヒイラギ

ヒイラギ
シロギスをねらっているとよく顔を出す平べったくて楕円形の魚。体表は粘液で覆われているがメゴチほど粘り気はない。風波がある時や雨後の潮ニゴリ時には特によく釣れる。ギラなどの地方名もある。
※このコンテンツは、2017年9月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。