連動シモリ仕掛けとハエウキ仕掛けは
正確な浮力調節が大事!
淡水の小もの釣りジャンルの中で、タナゴ仕掛けは最も繊細。特に
タイリクバラタナゴ用の連動
シモリ仕掛けは、
ウキの浮力バランスの調節を適当にやってしまうと、エサをついばんでいるのにウキは全く動かないほどだ。
タイリクバラタナゴ用の市販完成品にしろ、
オオタナゴ用のハエウキ仕掛けにしろ、基本的な仕掛け作りは大切だ。釣り場に到着してから作るのではなく、自宅でバケツなどに水を張って、ウキの浮力バランスは必ず整えておこう。
連動シモリ仕掛け
「シモリバランス」と呼ぶタナゴ釣り独特の浮力調整で、微速で水中に沈んでいくことが大きな特徴だ。特に、タイリクバラタナゴ釣りには欠かせない
「シモリバランス」に使う親ウキとイトウキを組み合わせた連動シモリ仕掛けは、微妙なバランス調整が必要。板オモリを少しずつカットしながら慎重に行なうこと
ハエウキ仕掛け
オオタナゴ釣り用ハエウキ仕掛けにはウキの一部が水面から顔を出す「トップバランス」と呼ぶ浮力調節が適している
「トップバランス」の基本は、ウキの
トップとボディの境目で浮力調節を行なう
風波があってウキが見づらい時などは、ボディ部分まで出してもOK
エサの作り方と付け方
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グルテン
ヘラブナ釣り用に市販されているグルテンの中から、比重が重めでグルテン量が多い製品を選ぶとよい。作り方の基本はボウルなどに移し替え、パッケージの説明書通りの水を加えてざっくりと混ぜ合わせ(1)、そのまま数分間馴染むのを待てばよい(2)。
付け方は卓球の玉大に丸めたグルテンをハリで突っつき、ハリ先にまとめる。釣りスタート時は集魚効果を期待してふっくらと大きめ(3)とし、
アタリが出始めたら小さくこぢんまりと(4)が鉄則だ。
アカムシ
淡水の小もの釣りの万能エサとして知られるアカムシは、1日分の使用量として1杯200~300円購入すれば充分間に合う。付け方は
チョン掛けが基本で、胴体のどこでもよい。しかし、赤い体液が薄らいでくると食いが落ちるので、こまめに交換すること。
※このコンテンツは、2012年8月の情報をもとに作成しております。 最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。