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釣り方
葛島一美さん
葛島一美さん
昭和30年8月10日、東京都台東区東上野に生まれる。幼少時代から父や叔父たちとフナ、タナゴ、ハゼなど小もの釣りに親しみ、"下町の釣童"を気取っていた。現在はカメラマン&ライターとして活躍。月刊『つり人』で毎月グラビアを飾るほか、『小さな魚を巡る小さな自転車の釣り散歩』、『日本タナゴ釣り紀行』、『タナゴ ポケット図鑑』、『決定版 フナ釣り タナゴ釣り入門』、『小もの釣りがある日突然上手くなる フナ タナゴほか』など著・共著の単行本多数。

※このコンテンツは、2012年8月の情報をもとに作成しております。 最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
タイリクバラタナゴ(オス)
タイリクバラタナゴ(オス)
オオタナゴ(オス)
オオタナゴ(オス)
ヤリタナゴ(オス)
ヤリタナゴ(オス)
カネヒラ(オス)
カネヒラ(オス)
日本に生息するタナゴ類は現在16種。そのうち天然記念物のミヤコタナゴは保護されているし、ほかにも捕獲や飼育が禁止されている種がある(イタセンパラ、スイゲンゼニタナゴ)。
親しみやすいタナゴのナンバーワンは、オカメタナゴの愛称で親しまれるタイリクバラタナゴだろう。タイリクバラタナゴは関東エリアで「江戸前タナゴ」の競技釣りターゲットとしても知られ、数十年前には10束釣り=1000尾を釣りあげた達人もいるとか。
このタイリクバラタナゴとともに、ビギナーファンでも釣りやすいのは、全長10cm以上に成長する大型種のオオタナゴ。今回紹介するタナゴ釣り入門にはうってつけだ。
日本全国には、ほかにも特徴的なタナゴの仲間が生息している。たとえば関東エリアには、流れがある中小河川やホソに棲むヤリタナゴ、アカヒレタビラ、タナゴといった細長いタイプがいる。これらは釣り人の間では、マタナゴの総称で呼ばれる。 タナゴの仲間のほとんどは、春から初夏にかけてのシーズン前半に産卵期を迎える。だがカネヒラとゼニタナゴの2種は秋に産卵する。

タナゴはこんな場所にいる

タナゴの仲間には、「流れっ川」と呼ばれる流速を伴う河川を好む種類も多い。しかし今回の本命、タイリクバラタナゴとオオタナゴの2種類は、どちらも平べったい魚体をしていて速い流れには弱い。主に流れがない止水域の湖沼や、ごく緩やかな流れの河川、水路(ホソ)などに棲んでいる。小魚の習性として大小の群れを作って行動しており、朝夕のマヅメ時の食事タイムには、物陰や障害物周りを離れて平場に出てくる。
大きな湖には大小多数の流入河川があり、タナゴの格好の生息地になっている。特に流れ込み付近の止水域は、オオタナゴが好むようだ
大きな湖には大小多数の流入河川があり、タナゴの格好の生息地になっている。特に流れ込み付近の止水域は、オオタナゴが好むようだ
川幅の広い河川は適度な流れもあって水質も良好なため、タイリクバラタナゴをはじめヤリタナゴやカネヒラなど、いろいろな種類のタナゴが集まってくる
川幅の広い河川は適度な流れもあって水質も良好なため、タイリクバラタナゴをはじめヤリタナゴやカネヒラなど、いろいろな種類のタナゴが集まってくる
このようなホソや水路群は土手下のほか田畑の中にも張り巡らされており、地域によって水色や水深、流速などの水況が異なる。タナゴの仲間とともにクチボソ(モツゴ)、タモロコといった小魚や小ブナが釣れることも多く、これはこれでタナゴ五目釣りの楽しみだろう
このようなホソや水路群は土手下のほか田畑の中にも張り巡らされており、地域によって水色や水深、流速などの水況が異なる。タナゴの仲間とともにクチボソ(モツゴ)、タモロコといった小魚や小ブナが釣れることも多く、これはこれでタナゴ五目釣りの楽しみだろう
※このコンテンツは、2012年8月の情報をもとに作成しております。 最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。

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