オオタナゴ
分類
コイ目コイ科タナゴ属
学名
Acheilognathus macropterus
別名
分布
本来は日本に生息しない外来種だが、茨城県霞ヶ浦周辺に定着していることが確認されている。
大きさ
大きいもので20㎝以上。
釣期
ほぼ周年釣れ、近年専門にねらう人が増えている。
棲んでいる場所
湖沼や用水路などの止水、河川下流域などに生息する。
生活史
産卵期は春から夏にかけてで、ドブガイなどの二枚貝に卵を産みつける。ふ化した仔魚は1年で成魚となり、寿命は約2年。ただし、飼育した場合は4年ほど生きる場合もあるようだ。
特徴
通常は銀白色で、エラの後ろに青い班がある。
産卵期のオスは婚姻色で淡いピンクに染まり、下腹部が黒くなって口の先端に追星が見られる。
日本で確認されるようになったのは2000年ごろ。ほかのタナゴ類に影響を及ぼすことが懸念され、現在は要注意外来生物に指定されている。
主な釣り方
アカムシなどをエサにしたウキ釣りでねらえる。
美味しい食べ方
キャッチ&リリースが基本。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。