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釣り方
坂井勇二郎さん
坂井勇二郎さん
シロギスの数釣りから大物釣りまで、投げ釣り全般に通じているエキスパート。雑誌等にも数多く寄稿し、明快で論理的なテクニック解説に定評がある。全日本サーフキャスティング連盟・千葉協会前会長。著書に『投げ釣り』(つり人社)がある。

※このコンテンツは、2010年9月の情報をもとに作成しております。 最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
シロギスは北海道や東北の一部を除くほぼ日本中に生息している。投げ釣りや船釣りのターゲットとして、昔から全国的に愛されてきた魚だ。水深数十m以浅の砂地帯を住みかとし、群れで行動するため数釣りが楽しめる。白く透き通った美しい姿、また食べておいしいことも人気の理由である。

シロギスのすみか

よく釣れるサイズは10~20cm前後。けっして大きくはないが、ハリ掛かりしてからは意外に強い引きを見せる
よく釣れるサイズは10~20cm前後。けっして大きくはないが、ハリ掛かりしてからは意外に強い引きを見せる
シロギスは砂地の海底付近に住んでいる。ほぼ日本全国の砂浜がポイントなので、誰にでも入門しやすい
シロギスは砂地の海底付近に住んでいる。ほぼ日本全国の砂浜がポイントなので、誰にでも入門しやすい

釣りのシーズン

シロギス釣りのシーズンは冬を除くほぼ1年中。地域差はあるものの、砂浜や堤防からの投げ釣りでは3~5月ごろに釣れはじめる所が多い。6~9月には産卵のために浅場へやってきて釣りやすくなる。特に9~10月ごろはピンギスと呼ばれる10cm前後のキスが波打ち際で簡単に釣れるので、入門にはうってつけのシーズンだ。
1年を通じて釣れるシロギスだが、9~10月ごろは近距離で数釣りが楽しめる
1年を通じて釣れるシロギスだが、9~10月ごろは近距離で数釣りが楽しめる
シロギスは群れで行動しているため、同じタイミングでまとまって釣れることが多い
シロギスは群れで行動しているため、同じタイミングでまとまって釣れることが多い
細く小さな口で吸い込むようにしてエサを食べると、「プルプルッ」という独特のアタリがサオ先に伝わってくる
細く小さな口で吸い込むようにしてエサを食べると、「プルプルッ」という独特のアタリがサオ先に伝わってくる
エサはジャリメがオーソドックス(写真は石粉にまぶしたもの)。ほかにアオイソメやチロリなども使われている
エサはジャリメがオーソドックス(写真は石粉にまぶしたもの)。ほかにアオイソメチロリなども使われている
30cm近い大物は「大ギス」と呼ばれる。警戒心が強く、難易度が高いので、一般的なシロギス釣りとは別次元のテクニックが必要だ
30cm近い大物は「大ギス」と呼ばれる。警戒心が強く、難易度が高いので、一般的なシロギス釣りとは別次元のテクニックが必要だ
※このコンテンツは、2010年09月の情報をもとに作成しております。 最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。