「アタリがあってもすぐに引き上げずに、イトを張ったまま待っていると次々と掛かるんだよ。どんどん重くなっていく感じがたまらないねぇ」と落合さんが、1、2尾ずつしか掛からない松邨さんにガイドする。
そして、ここでもタナの大切さを知ったふたり。
「14mくらい(の水深)を釣っているとサイズがいいんです。でも、12mくらいに上げてくると小さくなるものの数が釣れるようになります。どっちを選ぶかも作戦のうち。それに群れで移動しているようで、食いが立った時に効率よく釣り上げることが、数を伸ばすコツみたいですね。ワカサギ釣りも奥が深い。
MISSION 6の際に、山中湖でも大型のドーム船で楽しみましたが、自分でポイントを移動できるこのボートの釣りは違った魅力がありますね」
1時間ほどで、ボウル1杯分くらいのワカサギをゲット。
銀白に輝く箱根の献上ワカサギだ。芦ノ湖では毎年10月にワカサギの刺し網が解禁になり、それが献上されるという。ということは、今回、一足先に味わってしまうわけで…。
いずれにしても、お土産は充分過ぎるくらい確保。子どもたちの笑顔が目に浮かぶふたりだった。
※撮影:浦壮一郎
※このコンテンツは、2012年10月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
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