- 分布
- 北部ヨーロッパ原産の外来種。現在は富山・長野県以東の河川や湖沼。
- 大きさ
- 20~50cmが中心で、最大で1m以上になる。
- 釣期
- 生息地の遊漁規則に準じる。おもに3~9月。
- 棲んでいる場所
- 水温が低く、酸素が豊富な河川や湖沼。20℃以下が適温とされる。
- 生活史
- 繁殖期は環境によって異なるようで、湖沼では流入河川にソ上して行なわれる。
降海型はシートラウトと呼ばれ日本でも一部の河川で確認されている。普段は海を回遊しており、産卵の時だけ淡水に帰ってくる。
- 特徴
- 昭和初期にアメリカから持ち込まれたといわれているが、詳細は不明。
体型はニジマスに似ているが、虹色の帯ではなく黒と朱色の斑点が特徴。この模様は個体によってかなり差がある。
肉食性で、甲殻類や昆虫、貝なども貪欲に捕食する。大型になると魚食性が強まる傾向がある。
- 主な釣り方
- エサ釣りでもねらえるが、ルアーやフライで釣ることが多い。北海道の湖などではトローリングでもねらう。
- 美味しい食べ方
- 寄生虫の恐れがあるので生食はおすすめできない。フライやムニエル、塩焼きなど。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。