1996年11月発表 2001年終了モデル
この情報は2001年現在のものです。





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プレリュードのように積極的に走りを楽しむためのクルマには、ドライバーもまた、それなりの気概をもってドライビングにのぞむものである。だからこそ、「安全」の持つ意味合いは大きい。安全とは、クルマとドライバーが一体となってハードとソフト両面から追求し、進化させていくものである。
走る楽しさと安全性との両立を目指して、未然に事故を防ぐためのアクティブセーフティ、乗員を保護するためのパッシブセーフティ、そして「体感する安全」をテーマにした安全運転の普及・向上の推進にいたるまで、多角的に取り組んでいくこと。プレリュードには、このような安全思想が貫かれている。

 

夜間の視認性の高いフリーフォームリフレクターヘッドライト、後続車への注意を喚起するハイマウントストップランプなどの装備をはじめとして、フロントタイヤの接地面からのインフォメーションを忠実に伝えるエンジン回転数感応型パワーステアリング(チルト機構付)、剛性感に満ちたブレーキペダル・フィール、制動能力を一段と高めるABS、優れた基本性能を持つ4輪ダブルウイッシュボーン・サスペンションなど、クルマとしてのベーシックなあり方をまず高めたうえで、ATTS(左右駆動力配分システム)、4WS(電子制御電動式4輪操舵システム)、ビスカスカップリング式LSDといった機構に関しても、すべてが実際に走るクルマの動態を基準に開発・採用されている。

 

運転席・助手席ともにSRSエアバッグを全タイプに標準装備とし、3点式ELRシートベルトを後席にも採用している。
高剛性モノコックボディは、正面、側面、オフセットなど各方向からの衝撃を想定してキャビンを保護し、ドアビームとともに、室内側の衝撃吸収ドアパッドの採用などにより、1998年より実施されている新法規基準相当の乗員保護性能を確保している。

 

  ドアビーム
※撮影のため着色
 
    衝撃吸収ドアパッド
※撮影のため着色