Round08エミリア=ロマーニャエミリア=ロマーニャGP

Moto3

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ

第8戦 エミリア=ロマーニャGP

総合2位の小椋藍が初優勝を目指す

前戦サンマリノGPのMoto3クラスは、スタートからゴールまで大集団の戦いとなり、最後の最後まで誰が勝つかわからない厳しい戦いとなりました。その中で2位でフィニッシュ。今季5回目の表彰台に立った小椋藍(Honda Team Asia)が総合2位をキープ。首位のアルベルト・アレナス(KTM)との差を25点から5点としました。サンマリノGPでは初ポールポジション(PP)を獲得しましたが、今大会は念願の初優勝を目指します。

前戦サンマリノGPで今季初優勝を達成のジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)が総合3位をキープ、小椋同様、首位のアレナス(KTM)との差を39点から14点へと縮めました。勢いに乗るマクフィーは2週連続で2勝目を目指します。

前戦サンマリノGPで今季2回目の表彰台獲得となる3位でフィニッシュの鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が総合6位から4位に浮上しました。鈴木は昨年のサンマリノGPで初PPを獲得し初優勝を達成しています。今年もチームのホームGPで表彰台に立ち勢いに乗っているだけに、今大会は今季2勝目の期待が膨らみます。

総合5位にはトニ・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)で今週のエミリア=ロマーニャGPでは今季3回目の表彰台獲得と今季初優勝を目指します。総合7位はガブリエル・ロドリゴ(Kömmerling Gresini Moto3)。2戦連続のフロントローから表彰台にあと1歩の4位&5位と好調で、今大会は今季初表彰台を目指します。

総合9位にはハウメ・マシア(Leopard Racing)、総合10位にはデニス・フォッジア(Leopard Racing)と続き、今大会、Honda勢は2戦連続今季3回目の表彰台独占を狙います。

ルーキーの山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)は前戦サンマリノGPで12位。今大会はさらに上位を目指します。同じくルーキーの國井勇輝(Honda Team Asia)は今季初ポイント獲得に挑みます。

コメント

小椋藍(Moto3 総合2位)
「先週末は表彰台に立つことができました。うれしいです。でもマシンのフィーリングには満足していません。レース序盤はペースをキープできるように一生懸命プッシュしなければなりませんでした。マシンを改善できるようにセッティングに一生懸命取り組まなければなりません。そして乗りやすくしたいです。簡単なことではありませんが、フィーリングがよくなれば、楽しく走ることができます。そして、レースに向けて準備を整えられます」

ジョン・マクフィー(Moto3 総合3位)
「先週のレースで優勝しているので、とてもいい気分で今週のレースに挑みます。この勢いを維持して、さらに築き上げなければなりません。先週は自分にとって最高のレースでした。とても強さを感じました。今週末も同じミサノで行われるので、再び力強い結果を残せると思います。もちろん予選ではしっかり仕事をしなければなりません。そして今回はいいスターティンググリッドを獲得したいです。レースがとても楽しみです」

鈴木竜生(Moto3 総合4位)
「Moto3クラスは予測がとても困難です。フィニッシュまでトップグループにたくさんのライダーがいます。最終ラップはとてもクレイジーです。先週のレースは、いいポジションをキープできたし、3位を獲得できました。でももっといい結果を残したいです。このサーキットは、昨年初めてGPで優勝した場所です。今週は、そうした結果を、再びチームと自分自身にプレゼントしたいです」

國井勇輝(Moto3 26位)
「先週末は難しい部分がありました。でもレースでは自分のライディングを少し改善できました。これはポジティブです。今週末は最初から改善点をキープし、さらによくなるようにがんばりたいです。いいところを探し前進し続けたいです」

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