Round07サンマリノサンマリノGP

Moto3

2020年9月12日(土)

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
天候:晴れ
気温:30℃
コースコンディション:ドライ

第7戦 サンマリノGP

小椋が初ポールポジションを獲得

Moto3クラスは、総合2位につける小椋藍(Honda Team Asia)が、初日14番手から2日目のFP3で8番手へ、さらにQ2では最後のアタックでトップタイムをマーク、初のポールポジションを獲得しました。今年は6戦を終えて4回の表彰台に立っています。今大会はトップグリッドから念願の初優勝に挑みます。

初日2番手と好調なスタートを切ったガブリエル・ロドリゴ(Kömmerling Gresini Moto3)が、2日目も好調な走りをみせて2番手。今季4回目のフロントローを獲得しました。3番手には鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が入り、今季6回目のフロントローを獲得。2年連続ポールポジション獲得は逃しましたが、決勝では2連覇に挑みます。

Honda勢のフロントロー独占は第3戦アンダルシアGP以来、今季2回目となります。

以下、ジェレミー・アルコバ(Kömmerling Gresini Moto3)が8番手、トニ・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)が9番手、フィリップ・サラク(Rivacold Snipers Team)がベストグリッド獲得の10番手でした。

今大会はフロントローに並んだ3選手のタイム差がわずか0.031秒差。2列目6位までが0.253秒差という厳しさ。上位17位までが1秒差以内という大接戦ですが、Honda勢の今季3勝目が期待されます。

ルーキーの山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)は27番手、國井勇輝(Honda Team Asia)は30番手。ともに決勝では追い上げのレースに挑みます。

 

コメント

小椋藍(Moto3 ポールポジション)小椋藍
「チェッカーフラッグが振られたあと、コース脇にあるスクリーンを見て、自分がポールポジションを取ったことを知りました。今大会は各セッションともにトップ6に近づけていなかったので、ポールポジションを獲得できたことに驚きました。この順位を期待していなかったのでとてもうれしいです。でも、重要なのは明日のレースです。私自身、1ラップのタイムを出せましたがレースは長丁場です。明日は、他のライダーたちの走りを見ながらしっかり走ろうと思います」

ガブリエル・ロドリゴ(Moto3 2番手)ガブリエル・ロドリゴ
「クリアラップが取れず、ラップタイムを刻むのは簡単ではありませんでした。前にライダーたちがいて少しスローダウンしなければなりませんでしたが、最後のアタックでいいラップを刻むことができました。ポールポジションを獲得できたのではないかと思いました。残念ながら2番手ですが、それでもフロントローに並べてよかったです。2週連続となったヘレスとオーストリアのように、2週目のレースは速いペースのレースになることを願っています。レースに向けて準備はできています。いいペースがありますが、気をつけなければならないライバルがたくさんいます」

鈴木竜生(Moto3 3番手)鈴木竜生
「今日の結果には完全には満足していません。ファステストラップを刻むポテンシャルがあったにもかかわらず、ポールポジションを逃してしまいました。でも、フロントローを獲得できてよかったです。これで今季6回目。フロントからスタートすることは常に重要です」

ジェレミー・アルコバ(Moto3 8番手)ジェレミー・アルコバ
「とてもうれしいです。前進できる方法を見つけるために一晩中仕事をしました。最も重要なエリアは4つのコーナーです。午前中にいくつか調整しました。ソフトとハードタイヤのどちらでもトップとは0.5秒離れています。ユーズドタイヤでは昨日より速くなりました。昨日は自分自身に怒りを感じていましたが、今日は満足しています。チームの全面的なサポートに感謝したいです」

山中琉聖(Moto3 27番手)山中琉聖
「今週末は思うような走りができていません。このサーキットは走ったことがあるのですが、自分のタイムを短縮することができませんでした。FP1から難しい状況だったのですが、午後は前進することができました。Q1は今大会で一番フィーリングがよかったので、ウォームアップで自分の弱点を調整できることを願っています。27番グリッドからのスタートです。ポジションを上げられるようにがんばります。そのためにはすべてのセクションで前進しなければなりません」

國井勇輝(Moto3 30番手)國井勇輝
「今日のFP3で、自分の走りに集中したことにより、単独でのラップタイムを改善することができました。でもQ1では気合が入りすぎてしまい、ミスを犯してしまいました。自分の気持ちを上手にコントロールする必要があります。これは私自身が解決しなくてはならない問題です。明日のレースは、後方からのスタートです。失うものはなにもありません。自分のライディングにだけ集中して、ストレスなく突き進みます」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム
179小椋藍Honda1'42.403
22ガブリエル・ロドリゴHonda1'42.419
324鈴木竜生Honda1'42.434
416A.ミニョKTM1'42.445
555R.フェナティハスクバーナ1'42.604
625R.フェルナンデスKTM1'42.656
713C.ヴィエッティKTM1'42.781
852ジェレミー・アルコバHonda1'42.808
914トニ・アルボリーノHonda1'42.865
1012フィリップ・サラクHonda1'42.908
1111セルジオ・ガルシアHonda1'42.994
1254R.ロッシKTM1'43.007
1375A.アレナスKTM1'43.054
145ハウメ・マシアHonda1'43.091
157デニス・フォッジャHonda1'43.115
1682S.ネパKTM1'43.198
1717ジョン・マクフィーHonda1'43.327
1821A.ロペスハスクバーナ1'43.718
1940D.ビンダーKTM1'43.307
2023ニッコロ・アントネッリHonda1'43.402
2171佐々木歩夢KTM1'43.571
2299C.タタイKTM1'43.595
239D.ピッツォーリKTM1'43.643
2489カイルール・イダム・パウィHonda1'43.889
2527鳥羽海渡KTM1'43.905
2650J.デュパスキエKTM1'44.004
276山中琉聖Honda1'44.070
2853D.オンジュ KTM1'44.073
2970B.バルテュスKTM1'44.109
3092國井勇輝Honda1'44.445
3173M.コフラーKTM1'44.612

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