Round06スティリアスティリアGP

Moto3

2020年8月22日(土)

レッドブル・リンク
天候:晴れ
気温:32℃
コースコンディション:ドライ

第6戦 スティリアGP

ガブリエル・ロドリゴがPP獲得、トップ10にHonda勢が6選手

Moto3クラスは、ガブリエル・ロドリゴ(Kömmerling Gresini Moto3)がフリー走行、予選と確実にペースを上げて、今季初ポールポジションを獲得しました。今季3回目のフロントローから今季初表彰台を目指します。

3番手には鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)で、今季5回目のフロントロー獲得となりました。先週のオーストリアGPではストロングポイントを見いだせず苦戦。そのため予選6番手、決勝10位でしたが、今大会は今季2度目の表彰台と2勝目を目指します。

2列目4番手にはトニ・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)、6番手には総合2位につけるジョン・マクフィー(Petronas Sprinta Racing)、7番手には第4戦チェコGPで初優勝達成のデニス・フォッジャ(Leopard Racing)、8番手には今季4回目の表彰台と初優勝の期待が寄せられる小椋藍(Honda Team Asia)が続きました。

前戦オーストリアGPで3位フィニッシュもトラックリミットのペナルティーで4位に降格した小椋は、フリー走行、予選と単独で走ることが多く、連続ラップのアベレージはよいため、決勝の走りに注目されます。

ルーキーの山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)は27番手、國井勇輝(Honda Team Asia)は28番手。ともに後方からの追い上げに挑みます。

 

コメント

ガブリエル・ロドリゴ(Moto3 1番手)
ガブリエル・ロドリゴ 「ここ数レースは問題がたくさんありました。でも今回はFP2からいい走りができています。決勝はこれからなのでまだなにも達成していませんが、いいポジションからスタートするので自信はあります。雨が降らず、気温があまり上がらないことを願っています。ブルノ(サーキット)のレースではタイヤの問題がありました。先週はストレートでエンジンに問題がありました。明日は優勝を狙います」

鈴木竜生(Moto3 3番手)
鈴木竜生 「先週のオーストリアGPに比べたら、かなりいい走りができました。Q2では、3コーナーでミスをして0.2秒ほどロス。それがなければポールポジションも取れたかも知れないと思います。Q1でコース上にオイルが出て、Q2も最初は路面コンディションがよくありませんでしたが、セッション終盤は問題なく走ることができました。ここは大集団の戦いになるので、なかなか思い通りのレースができませんが、落ち着いてしっかりと戦いたいです」

トニ・アルボリーノ(Moto3 4番手)
トニ・アルボリーノ 「予選は少し複雑でした。とてもいいフィーリングがあったので、フロントローを獲得できると思っていました。結果的に2列目ですが、とてもうれしいです。明日は重要なレースです。全力でがんばります。準備はできています」

ジョン・マクフィー(Moto3 6番手)
ジョン・マクフィー 「不思議な予選セッションでした。最初の数周は路面のコンディションを確認するために走りましたが、1周目にフロントから転倒しそうになりました。快適に走行できるようになるまで数周かかりました。2列以内に入ることはいつもの目標です。そうすれば決勝でチャンスがあるからです。今週末も調子のよさを感じているので、明日のレースが楽しみです」

小椋藍(Moto3 8番手)
小椋藍 「今大会は違うセットアップでスタートしましたが、今日は先週と同じセットアップに戻して走りました。フィーリングはこのほうがよくて、気持ちよく走ることができました。もう少し上のグリッドに並びたかったのですが、ほとんど単独で走ることになったので、走りそのものは悪くないと思います。今回もタイムが接近しているので、レースを予想するのは難しいです。とにかく全力で挑み、先週のようなミスをせず、しっかり結果につなげたいです」

山中琉聖(Moto3 27番手)
山中琉聖 「残念ながらポジティブなフィーリングがつかめませんでした。原因は分かりません。FP3で大きな転倒をしたことが関係しているのかもしれません。転倒は僕の責任です。Q1は100%で走りましたが十分な速さがありませんでした。とても難しいセッションでした。明日に向けていくつか調整したいと思います。明日のウォームアップで最後の調整をして、レースに集中したいです」

國井勇輝(Moto3 28番手)
國井勇輝 「昨日、マシンのフィーリングが改善され、進むべきいい方向が見えたと思いましたが、今日は思ったような走りができませんでした。1ラップを上手にまとめることができませんでした。最終的なポジションはよくありませんが、マシンのフィーリングは先週よりもよくなっています。決勝では前進できるようにがんばります」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム
12ガブリエル・ロドリゴHonda1'36.470
225R.フェルナンデスKTM1'36.482
324鈴木竜生Honda1'36.534
414トニ・アルボリーノHonda1'36.575
513C.ヴィエッティKTM1'36.645
617ジョン・マクフィーHonda1'36.812
77デニス・フォッジャHonda1'36.965
879小椋藍Honda1'37.029
975A.アレナスKTM1'37.072
1040D.ビンダーKTM1'37.139
1153D.オンジュ KTM1'37.271
1212フィリップ・サラクHonda1'37.361
1311セルジオ・ガルシアHonda1'37.444
1452ジェレミー・アルコバHonda1'37.523
1523ニッコロ・アントネッリHonda1'37.544
1682S.ネパKTM1'37.620
1727鳥羽海渡KTM1'38.034
185ハウメ・マシアHonda1'36.921
1971佐々木歩夢KTM1'37.314
2054R.ロッシKTM1'37.420
2155R.フェナティハスクバーナ1'37.431
2216A.ミニョKTM1'37.519
2399C.タタイKTM1'37.585
2421A.ロペスハスクバーナ1'37.609
2550J.デュパスキエKTM1'37.670
269D.ピッツォーリKTM1'37.687
276山中琉聖Honda1'37.826
2892國井勇輝Honda1'37.830
2973M.コフラーKTM1'38.199
3070B.バルテュスKTM1'37.032

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