Moto2クラスは、Q2に進出した18台のタイム差が1秒という相変わらずの厳しい戦いとなりました。その厳しい戦いを制したのは、ルーキーのアーロン・カネット（Openbank Aspar Team）でMoto2クラスでは初のPP獲得となりました。決勝では、Moto2クラス初表彰台獲得に挑みます。

2番手にはホルヘ・マルティン（Red Bull KTM Ajo）。先週のオーストリアGPは予選2番手から初優勝を達成しています。今大会では２連勝に挑みます。3番手は、チームメートの長島哲太（Red Bull KTM Ajo）で今季初のフロントロー獲得となりました。フリー走行では総合16番手に終わり、Q1からの予選となりました。しかし、Q2進出を果たし、気温も路面温度も上昇する厳しい条件の中で好走を見せました。2年連続PP獲得は果たせませんでしたが、今季3回目の表彰台と2勝目が期待されます。

4番手はアウグスト・フェルナンデス（EG 0,0 Marc VDS）で今季ベストグリッドを獲得。5番手にマルコ・ベツェッキ（SKY Racing Team VR46）、6番手にレミー・ガードナー（Onexox TKKR SAG Team）、7番手のトーマス・ルティ（Liqui Moly Intact GP）は今季ベストグリッド、8番手はルーキーのヘクター・ガルゾ（Flexbox HP 40）でベストグリッドを獲得しました。9番手にホルヘ・ナバロ（+ EGO Speed Up）、10番手にニッコロ・ブレガ（Federal Oil Gresini Moto2）と続きました。

初日のフリー走行で15番手のソムキアット・チャントラ（IDEMITSU Honda Team Asia）は、ダイレクトでのQ2進出を目指しましたが、FP3で19番手にダウン。Q1ではトップタイムでQ2進出を果たしましたが、16番手グリッドからの決勝になりました。前戦オーストリアGPは17番手グリッドから13位。今大会は2戦連続のポイント獲得とシングルフィニッシュを目指します。

ルーキーのアンディ・ファリド・イズディハール（IDEMITSU Honda Team Asia）は、初日のフリー走行で14番手と好調なスタートを切りましたが、FP3では20番手へとダウン。Q1は8番手に終わり、22番手グリッドが確定しました。決勝では、初ポイント獲得を目指します。