数字で見る800勝

Hondaが参戦したレースの中で積み上げたのは、勝利数だけではない。
様々な数字から800勝という記録を分析する。

RS125Rは市販のロードレーサーにもかかわらず、WGPで、8人ものWGP125ライダーチャンピオンを誕生させたマシンだ。当時は「GP125はRSでないと勝てない」と言われるほどの圧倒的な戦績だった。こんなにも多くのチャンピオンを生んだ実績は、ライバルを含め、ほかのマシンにはない。

Hondaは、1959年~2020年までに参戦した127シリーズのうち、71回のマニュファクチャラーズタイトルを獲得。Hondaのマシンは他を寄せ付けない圧倒的な強さを誇る。

NSR500の戦闘力と安定性の向上が相乗効果をあげ、NSR500は97年のシーズン全勝という快挙を達成。1996年の終わりから98年にかけて、一度も負けることなく勝ち続けた。

初優勝を遂げた1961年からHondaはトップライダーたちとともに幾度も世界を制してきた。

Hondaマシンは日本だけでなく、スペインやイタリアをはじめ、世界のプロライダーに愛され、彼らを勝利に導いてきた。

Hondaマシンは1959年のマン島TTレースの参戦以降、61年間で1,788レースに出場。Hondaは、そのうちの半分に迫る数の優勝を勝ち取ってきた。

WGPで最も多くレースが開催されているマン島TTでのレース。1961年に125ccクラスで初めて優勝したマシンと2019年に優勝したMoto3クラスマシンの平均時速の差は、時速30.4km。積み上げてきた技術の進化は、マシンの速度としても現れている。Hondaマシンはこれからも、強く、速くなっていく。

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