Round19バレンシアバレンシアGP

Moto2

2019.11.16(土)

バレンシア・サーキット・リカルド・トルモ
天候:晴れ
気温:17℃
コースコンディション:ドライ

第19戦 バレンシアGP

ナバロ、マルティン、マンシィが予選トップ3

Moto2クラスは、Q2に進出した18台のタイム差が0.924秒という大接戦となりました。その接戦を制したのはホームGPに闘志を燃やすホルヘ・ナバロ(MB Conveyors Speed Up)で2戦ぶり今季4回目のポールポジション獲得を果たしました。決勝では8回目の表彰台獲得と初優勝に挑みます。

ホルヘ・マルティン(Red Bull KTM Ajo)が僅差の2番手。第15戦タイGPの3番手以来、2回目のフロントロー獲得を果たしました。決勝では、第16戦日本GPの3位、第17戦オーストラリアGPの2位に続き、今季3回目の表彰台と初優勝に挑みます。

ステファノ・マンシィ(MV Agusta Temporary Forward)が初フロントロー獲得となる3番手。決勝では初表彰台獲得に挑みます。

以下、ルカ・マリーニ(SKY Racing Team VR46)が4番手、総合3位のトーマス・ルティ(Dynavolt Intact GP)が5番手、ルーキーのファビオ・ディ・ジャンアントニオ(MB Conveyors Speed Up)が6番手。総合2位のブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)が7番手でした。ビンダーは3戦連続フロントローから3連勝を目指します。

アウグスト・フェルナンデス(FLEXBOX HP 40)が8番手、ルーキーのエネア・バスティアニーニ(Italtrans Racing Team)が9番手、サム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)が10番手と続きました。

前戦マレーシアGPでタイトルを獲得したアレックス・マルケス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は大接戦の中で15番手。初日好調な走りを見せた長島哲太(ONEXOX TKKR SAG Team)は、リアタイヤのグリップ不足に苦しんでQ2進出を逃し、21番グリッドから決勝に挑みます。IDEMITSU Honda Team Asiaのソムキャット・チャントラは大接戦の中で24番手、チームメートのディマス・エッキー・プラタマは25番手と、ともに追い上げのレースに挑みます。

コメント

ホルヘ・ナバロ(Moto2 ポールポジション)
ホルヘ・ナバロ 「予選に向けてマシンを調整しました。Q2ではマシンを理解するのに少し時間がかかりましたが、周回するごとにフィーリングがどんどんよくなりました。今日は少しミスをしてもタイムはよかったので、完ぺきなラップができるように一生懸命集中して取り組みました。ベストタイムはセッションの終盤に出すことができました。とてもうれしいです」

ホルヘ・マルティン (Moto2 2番手)
ホルヘ・マルティン 「今週末はとてもいい仕事をしています。チームにとても感謝しています。昨日はいい形でスタートすることができました。いいペースもあります。そのあと、もっと完ぺきな走りができるように取り組みました。1周のタイム、そしてレース全体で強くなれるようにがんばりました。Moto2ではベストグリッドとなりました。明日はレース終盤までペースをキープできるようにがんばります」

ステファノ・マンシィ(Moto2 3番手)
ステファノ・マンシィ 「今年一番いい週末になりました。しかし、やっとうまく走れるようになったのが最終戦というのが少し残念です。昨日はいいスタートを切ることができました。今日はもっとよくなりました。そしてフロントローという最高のグリッドを獲得できました。レースは厳しく接近戦になると思いますが、全力を尽くす準備はできています」

アレックス・マルケス(Moto2 15番手)
アレックス・マルケス 「正直、今日は今シーズンで一番悪い日でした。午前中のFP3は昨日に比べて前進できたと思いましたが、転倒してしまいました。そのためマシンのフィーリングと自信を取り戻すのに時間がかかりました。グリップレベルはあまりよくありません。ブレーキングからのコーナーリングがうまくいかず、そこでかなりタイムをロスしています。レースに向けて前進しなければならないことは明らかです。明日はどんなレースになっても全力を尽くします。すばらしいシーズンをできる限りいい結果でフィニッシュしたいです」

ソムキャット・チャントラ(Moto2 24番手)
ソムキャット・チャントラ 「タイムが接近する難しい1日でした。FP3では、0.1秒差でダイレクトでのQ2進出を逃してました。Q1では走りを改善できるようにトライしましたが、Q2進出は果たせませんでした。明日は、フィーリングを改善できるようにトライします。明日のレースは、とてもハードなものになると思います」

ディマス・エッキー・プラタマ(Moto2 25番手)
ディマス・エッキー・プラタマ 「前戦マレーシアGPのフィーリングを維持できるようにチームと一緒に働きました。FP1から高いモチベーションをキープしています。ラップタイムには満足していますが、さらに前進するため、明日のウォームアップで新しいアイデアを試してみます。うまくできれば、レースでいい結果を得ることができると思います」

Moto2 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム
19ホルヘ・ナバロSPEED UP1'34.461
288ホルヘ・マルティンKTM1'34.478
362ステファノ・マンシィMVアグスタ1'34.633
410ルカ・マリーニKALEX1'34.646
512トーマス・ルティKALEX1'34.674
621ファビオ・ディ・ジャンアントニオSPEED UP1'34.704
741ブラッド・ビンダーKTM1'34.727
840アウグスト・フェルナンデスKALEX1'34.863
933エネア・バスティアニーニKALEX1'34.866
1022サム・ロースKALEX1'34.887
1197チャビ・ビエルゲKALEX1'34.899
1254マティア・パシーニKALEX1'34.924
135アンドレア・ロカテリKALEX1'34.945
1487レミー・ガードナーKALEX1'34.946
1573アレックス・マルケスKALEX1'34.955
1623マルセル・シュローターKALEX1'34.983
1796ジェイク・ディクソンKTM1'35.085
1811ニッコロ・ブレガKALEX1'35.385
1977ドミニク・エガーターMVアグスタ1'35.050
2072マルコ・ベツェッキKTM1'35.061
2145長島哲太KALEX1'35.062
2264ボウ・ベンドスナイダーNTS1'35.082
237ロレンソ・バルダッサーリKALEX1'35.258
2435ソムキャット・チャントラKALEX1'35.286
2520ディマス・エッキー・プラタマKALEX1'35.880
2665フィリップ・エッテルKTM1'35.967
2769ショーン・ディラン・ケリーKTM1'36.130
2870トマーゾ・マルコンNTS1'36.238
2947アダム・ノロディンKALEX1'36.345
3018シャビ・カルデルスKTM1'36.727
313ルーカス・ツロヴィッチKTM1'36.854
3216ジョー・ロバーツKTM2'29.394

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