コメント

エネア・バスティアニーニ(Moto3 ポールポジション)
「このポールポジションはとてもうれしいです。長い間これを待っていました。今年はホルヘ(マルティン)がとても強いので、いつも難しい予選になっています。でも、ここでは同じペースで走ることができました。これはレースへ向けてとても重要なことです。まだ決勝で使うタイヤは決まっていませんが、明日の路面コンディションを見てミスのないようにしたいです」

ホルヘ・マルティン(Moto3 2番手)
「難しい一日でした。昨日からの仕事の続きで、午前中はユーズドタイヤでいいリズムをつかめるように努力したのですが、プッシュしすぎて転倒してしまいました。かなり強く打ってしまい、傷みも結構あったので、こうしてフロントローを獲得できて満足しています。明日になれば身体は大丈夫だと思います。エネアはこのサーキットではいつも戦闘的なので、明日は彼についていけるようにがんばらなければなりません。転倒したことを除けば、いい仕事ができたので、あとはタイヤの選択をするだけです」

鈴木竜生(Moto3 3番手)
「昨日までの課題だったフロントのフィーリングは改善されたのですが、今度はリアのグリップが不足するようになりました。今年は、こうしてどっちかがよくなれば、どっちかに問題が出るという状態で、完ぺきではありません。それだけに決勝に向けていいグリッドを獲得したかったので、予選はプッシュしました。2戦連続フロントローとなりましたが、イタリアはフロントローというアドバンテージをまったく活かせませんでした。今大会はしっかり結果につなげたいです」

佐々木歩夢(Moto3 4番手)
「今大会は順位やタイムを気にせず、1人で走るように心がけました。フィーリングは悪くなかったのですが、初日18番手と出遅れました。そのため、今日のフリーでは予選に向けて一発のタイムを出す練習をしたのですが、アタックしたら、すぐに3番手タイムを出せたので自信になりました。予選はポールポジションを狙いましたが、残念ながら少しの差で4番手でした。しかし、フロントローに並んだイタリアGPよりもアベレージはいいので、決勝はいいレースができると思います。今回はトップグループの中で自分の走りができると思うし、グランプリに来てから、最も大きいチャンスだと思います。明日はそのチャンスを活かし、表彰台、そして優勝を目指します」

鳥羽海渡(Moto3 6番手)
「予選では序盤からいいタイムを出せたのですが、7コーナーで転倒してしまいました。ピットにマシンを戻し、スタッフが大急ぎで修復してくれたのですが、コースインして1周したらチェッカーになりました。予選ではちゃんと最後まで走れませんでしたが、FP3ではレースシミュレーションができているし、決勝に向けて準備はできています。今回はトップグループに加わって表彰台争いをしたいです」