
ブラジルのネルソン・ピケ・サーキットで開催された第12戦リオGPは、前戦ポルトガルGPに続いて2戦連続のウエットレース。難しいコンディションとなったが、ポルトガルGPの優勝でタイトル王手を掛けたロッシが今季10勝目を達成。MotoGPクラス初代チャンピオンに輝いた。これでロッシは、昨年の500ccクラスに続いて、WGP最高峰クラスを2年連続で制した。レースは朝から断続的に降る雨となり、予選2番手のロッシは好スタートを切ってホールショットを奪う。その後、中盤はK.ロバーツ(S)に首位を譲るが、終盤ペースアップを果たしトップに浮上。C.チェカ(Y)、M.ビアッジ(Y)の3台でトップグループを形成した。その後、チェカ(Y)が一瞬トップに浮上するも、ロッシを抜いた直後に転倒リタイヤ。再びトップに立ったロッシは、ビアッジ(Y)の追撃を振り切ってチャンピオンを決めた。予選6番手スタートの加藤大治郎は、スタート直後の1コーナーで他車に追突されてリタイヤ。ロッシとチャンピオン争いの宇川徹も2周目に転倒リタイヤに終わった。地元ブラジルのバロスは4位と健闘。カピロッシ5位という結果だった。250ccクラスは、S.ポルト(Y)が優勝。ロルフォ2位。125ccクラスは東雅雄が優勝を飾った。 |
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