
ポルトガルのエストリルで開催された第11戦ポルトガルGPは、予選3番手スタートのロッシが、2戦ぶり、今季9勝目を達成。昨年の500ccに続いて、MotoGP初制覇に王手を掛けた。レースは今季2度目のウエットレース。激しい雨の中でスタートが切られ、ロッシが好スタートを切ってオープニングラップを制する。その後、S.ジベルノー(S)がトップに浮上するも、終盤、ロッシがジベルノー(S)を激しく追撃。そのプレッシャーに押しつぶされる形でジベルノー(S)が転倒。ロッシが2位以下に大きなリードを築いて今季9勝目を達成した。2位にはC.チェカ(Y)で、そのチェカ(Y)とし烈な戦いを演じた宇川が今季8回目の表彰台に立つ3位。ロッシとのチームメート同士のタイトル争いに生き残った。さらに、バロスが5位と健闘。優勝したロッシと同一周回数が8台、完走12台というサバイバルレースでHonda勢が素晴らしい走りを見せた。250ccクラスは、F.ニエト(A)が優勝。完走13台という厳しいレースで、ロルフォ4位、アルサモラ6位。125ccクラスは、A.ヴァンサン(A)が優勝。東雅雄が5位。出場33台、完走14台という生き残りレースで健闘した。 |
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