
シーズン前半戦のしめくくりとなる第9戦ドイツGPは、今季最高の激戦。4ストロークGPマシンと、2ストローク500cc勢が入り乱れる大接戦となり、終盤、トップに立ったロッシが地力を発揮して7連勝、今季8勝目を達成した。前戦イギリスで転倒、イギリスGPをキャンセルした宇川も今大会は熱走を見せて3戦ぶりに表彰台に立つ3位。Honda「RC211V」に乗る二人が揃って表彰台に立つのは、これで6回目となり、タイトル獲得に向けて大きく前進した。レースは、予選5番手の宇川が好スタートを切り、序盤をリード。その後方には、4ストロークGPマシンと2ストローク500ccマシンが入り乱れての大接戦。中盤になると予選4番手のバロスとPPのO.ジャック(Y)がレースをリード。終盤には、この二人にロッシとM.ビアッジ(Y)が加わり優勝争いは4台に絞られるが、ラスト4周にバロスとジャック(Y)が揃って転倒。その後、ビアッジ(Y)の追撃を振り切ったロッシが勝ち、二人を追った宇川が3位という結果だった。加藤大治郎は他者に追突されて転倒リタイヤ。原田哲也もリタイヤに終わった。250ccクラスはM.メランドリ(A)が優勝。そのメランドリ(A)とし烈な優勝争いを演じたロルフォは、雨の中断で逆転のチャンスを逃し、惜しくも2位に終わった。125ccクラスはA.ヴァンサン(A)が優勝。ペドロサは7位だった。 |
|
レポート全文・写真 → Honda
WGP オフィシャルサイトへ >>(※公開終了)
|