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2009年の「Pokka GT」にて現役を引退した金石代表は、旧JGTC時代の1998年から、
2003年に海外のレースへの参戦なども挟みながらNSX-GTをドライブしてきた。
ドライバーとして、チーム代表として、NSX-GTに対する想いを語ってもらった。

「今年は新しくケーヒンさんがスポンサーについてくださって、ドライバーにはルーキーの塚越広大が加わりました。塚越はいい意味で若さも出ているし、一緒に組んでいる金石年弘もいろいろとフォローをしてくれていて、いいコンビになっていると思いますよ」

「彼はもともとクルマを速く走らせるという意味で非常に才能があるし、アドバイスというよりも、僕らが長年やって来た経験を伝えてあげて、クルマに慣れてもらおう、ということですね。リアタイヤのみの交換をして、燃料も重たい状態でピットから出て行く…というような難しいとシチュエーションでも、塚越は非常にいいペースで上達をしていきましたね」

「そうですね、NSX-GTの方がエンジンも、ハンドリングも、あらゆる点で優れていますよ。僕が海外で乗っていたマシンは、確かにカッコいいんですね。でも、乗ってみるとやっぱり重さがあって、『ハコ車の動き』なんですよ。NSX-GTは、『ハコ車』でありながら、ハンドリングの切れ味、エンジンのフィーリング、すべてがまるでフォーミュラカーのようです。あちらでの参戦を終えて帰ってきて、NSX-GTに乗ってみて、改めてそれを実感しました。雑誌などでSUPER GTのマシンは『世界最速のハコ車』なんて書かれていることもありますが、まさしくその通りだと感じました」


「2000年とか2001年とか、その頃でしょうか。ちょっと脆さがあって扱いにくさもあるんだけど、セッティングが決まると、とんでもなく速い。ドライバーがあまり頑張りすぎない方が速く走れるクルマもあるんですが、NSX-GTは頑張れば頑張るほど、たくさんお返ししてくれるクルマでしたね。今だから言えることでもありますが、この年式に限らず、NSX-GTはどれもキャラクターが強烈で、面白いですよ。調子がいいと2位以下をぶっちぎって勝つんだけど、そうじゃなければトラブルが起きて止まっちゃったりするようなところも含めてね。ファンの方も、ところを楽しんでくれたというのはあるんじゃないでしょうか」


「NSX、イコールHonda。そして、僕らの時代なんかは特にそうですが、モータースポーツといえばHonda。だから、そこでHondaのモータースポーツスピリットの象徴でもあるようなNSXでレースをできるということは、特別なことでした。うれしかったですね。その一員になれたことが」


「僕は98年からNSX-GTに乗っているんですが、いいときも悪いときも、一緒に進んできた相棒っていう感じですよね。長い間、日本のモータースポーツを引っ張ってきてくれてありがとう、本当にお疲れさま!と言いたいと思います」