Suzuka 8hours Honda Racing
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2006.07.30 Suzuka 8hours
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鈴鹿8耐
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「#778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team」が4年連続ポールポジションを獲得
鈴鹿8耐10連覇へ向けてHonda陣営がトップ4を独占
2006年7月29日(土)・トップ10トライアル
会場:鈴鹿サーキット 天候:晴れ 気温:30.7℃ 観客数:4万1000人
リザルト&ポイント

 7月30日(日)に決勝レースが行われるFIM2006世界耐久選手権シリーズ第5戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下 鈴鹿8耐)が、7月27日(木)に三重県にある鈴鹿サーキットで開幕し、29日(土)に計時予選上位10チーム(内Honda勢は6チーム)によるトップ10トライアル(最終予選)が行われた。

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 鈴鹿8耐で10連覇を目指すHonda陣営では、Honda CBR1000RRを駆る「#778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team」の伊藤真一選手(宮城県 39歳)が2分8秒515を記録し、前人未踏の鈴鹿8耐4年連続ポールポジションを記録した。

 さらに、Honda CBR1000RRWを駆りワークスチーム「#7 セブンスター ホンダ 7」から参戦の清成龍一選手(埼玉県23 歳)が2分8秒560で2番手を獲得。「#101 TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.」の安田毅史選手(栃木県 29歳)が2分8秒616を記録して3番手、「#48 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team」の鎌田学選手(北海道 36歳)が4番手を記録し、Honda勢が予選のトップ4を独占した。

 また「#11 セブンスター ホンダ 11」の岡田忠之選手(茨城県 39歳)は8番手、「#04 仮面ライダーカブト Honda DREAM RT」の山口辰也選手(埼玉県 30歳)が9番手を獲得するなど、Honda勢は上位から明日の決勝レースに臨む。

 鈴鹿8耐の決勝レースは30日(日)の11時30分にルマン式スタートでスタートする。

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コメント

ポールポジション #778 辻村猛選手(F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team)
「セッティングを変更して、今日はマシンの仕上がりは最高でした。僕はTカー(予備マシン)をタイムアタックに使用したのですが、思い切って攻めることができました。もう少しタイムを詰めて伊藤選手の役に立ちたかったですね。決勝は力を発揮して、チームや伊藤選手の期待に応える走りをしたいと思います。まだ決勝の作戦は決まっていませんが自信はあります」

ポールポジション #778 伊藤真一選手(F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team)
「4年連続ポールポジションは本気で獲りにいきました。タイムアタックは7秒台を狙っていましたが、後半部分で失敗して残念です。決勝はセブンスターの2台がトップ争いをすると思いますが、トップから離されずに走行して、チャンスがあれば前に出ていきたいと思います。毎年、『優勝する』と言いながら優勝できなかったので、今年は予選結果に惑わされないように力を出し切りたいと思います。例年以上に気合いが入っていますので応援をよろしくお願いいたします」

2番手 #7 清成龍一選手(セブンスター ホンダ 7)
「無理しないつもりだったのですが、走り始めたら、攻めてしまいました。1周のタイムアタックは苦手なんですけど、今日はよかったです。予選タイヤを使ったのはタイムトライアル直前のフリープラクティスからだったんですけど、ミシュランがすごくいいタイヤを用意してくれました。タイムは、何度も“抜かれるかな”と思ったんですが大丈夫でした。でも、“伊藤さんは来るね”と玉田さんと話していたんですが、その通りになってしまいました」

2番手 #7 玉田誠選手(セブンスター ホンダ 7)
「今日は直前のフリーの時に、9秒8が出ていたので、もっといいコンディションでタイムアタックをやりたかったです。でも、少し雨が降っていたし、清成がきっといいタイムを出してくれると思っていたので無理はしませんでした。明日は接戦になると思いますが、レースの3分の2頃からが本当の勝負になるでしょう。絶対にミスは許されないですね。清成とは作戦の確認はやっていませんが、2人ともこのレースは絶対に落とせないとよく分かっています」

3番手 #101 小西良輝選手(TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.)
「先に走行した安田選手が好タイムをマークしてくれたので、気楽に走ろうと考えていました。結局、好タイムは出せませんでしたが、3番手のポジションを獲得できて本当にうれしいです。昨年は3位表彰台を獲得しているので、今年は最低でもそれ以上と考えています。トラブルやアクシデントに巻き込まれないように着実に走って、結果を残したいと思います。完全燃焼するつもりです」

3番手 #101 安田毅史選手(TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.)
「タイムアタックは何回かリアタイヤを滑らせてしまったので、好タイムを期待していませんでした。ピットに戻って暫定2番手だったので驚きました。小西選手とは気心も知れていてチームワークは最高です。決勝ではチームや小西選手のためにも、とにかくミスをせずに完走を目指してがんばりたいと思います。伊藤選手の走りはすごいし、ファンとして楽しませてもらいました」

8番手 #11 岡田忠之選手(セブンスター ホンダ 11)
「今日は安全第一で走ったわりには、いいタイムが出て、昨日よりポジションも上がったのでよかったと思います。ファンの方の声援がうれしかったですね。出口が止まったときも、チームを信頼しているので、なんの不安もありませんでした。今日は、明日に向けてタイヤなどの再確認ができました。過去3年間、本番で転倒しているので、今年は絶対に完走します。そうすれば結果は自ずとついてくるでしょう。ライバルはたくさんいますが、清成と玉田は2人とも後輩なので、絶対に負けられません」

8番手 #11 出口修選手(セブンスター ホンダ 11)
「トップ10トライアルは特に緊張せずに、いい感じで始まったのですが、走り出してすぐマシンが止まってしまいました。あれ!?という感じでしたが、そのあとすぐに雨が降ってきたので、転倒したりするよりよかったと考え、また決勝レースに向けてのエネルギーと集中力が高まったと考えるようにしています。僕は8耐のテレビを見て感動したのがきっかけでレースを始めたので、このチャンスを必ず生かしたいです。明日は岡田さんと2人でがんばります」

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トップ10トライアル
順位 No. チーム/ライダー マシン タイム
1 778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team
辻村猛/伊藤真一
Honda 2:08.515
2 7 セブンスター ホンダ 7
清成龍一/玉田誠
Honda 2:08.560
3 101 TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.
小西良輝/安田毅史
Honda 2:08.616
4 48 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team
手島雄介/鎌田学
Honda 2:08.851
5 21 YSP&PRESTOレーシング
中須賀克行/中冨伸一
ヤマハ 2:09.149
6 12 ヨシムラスズキwith JOMO
青木宣篤/渡辺篤
スズキ 2:09.195
7 45 YAMAHA BLUE RACING
コーリン・エドワーズ/芳賀紀行
ヤマハ 2:09.252
8 11 セブンスター ホンダ 11
岡田忠之/出口修
Honda 2:09.487
9 04 仮面ライダーカブト Honda DREAM RT
山口辰也/徳留和樹
Honda 2:10.137
10 39 TEAM 茶LLENGER
藤原儀彦/大崎誠之
ヤマハ 2:11.163
※太字はベストタイムを記録したライダー
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