Suzuka 8hours Honda Racing
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2006.07.30 Suzuka 8hours
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FIM2006世界耐久選手権シリーズ 第5戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース開幕
Honda陣営10連覇に向け順調に始動
2006年7月27日(木)・公式練習
会場:鈴鹿サーキット 天候:晴れ
リザルト&ポイント

 7月30日(日曜日)に決勝レースが行われるFIM2006世界耐久選手権シリーズ第5戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下 鈴鹿8耐)が、7月27日(木曜日)に三重県にある鈴鹿サーキットで開幕し、初日の練習(スポーツ)走行と公式練習が行われた。

 今年の鈴鹿8耐では37チームがHondaのマシンを駆ってエントリー。Hondaのワークスチームで昨年の優勝チームである「セブンスター ホンダ」からはHonda CBR1000RRWを駆る玉田誠選手(愛媛県 29歳)・清成龍一選手(埼玉県 23歳)組が「#7 セブンスター ホンダ 7」で、岡田忠之選手(茨城県 39歳)・出口修選手(愛知県 32歳)組が「#11 セブンスター ホンダ 11」から参戦している。

 また、2003年の優勝チームである桜井ホンダは、Honda CBR1000RRを駆って「#9 ホンダドリーム チーム桜井ホンダ 9」武田雄一選手(埼玉県 28歳)・亀谷長純選手(埼玉県 29歳)組と「#71 ホンダドリーム チーム桜井ホンダ 71」生見友希雄選手(東京都 40歳)・津田一磨選手(和歌山県 18歳)の2チームが参戦。このほかにも、前哨戦の鈴鹿300kmレースで2位表彰台を獲得した「#101 TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.」からは、小西良輝選手(京都府 36歳)・安田毅史選手(栃木県 29歳)、「#19 モリワキMOTULレーシング」からは森脇尚護選手(三重県 23歳)とレオン・キャミア選手(イギリス 19歳)が参戦。さらに3年連続ポールポジションを獲得しているF.C.C. TSRからは「#778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team」伊藤真一選手(宮城県 39歳)・辻村猛(大阪府 32歳)組と「#48 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team」鎌田学選手(北海道 36歳)・手島雄介選手(埼玉県 23歳)組の2チームが参戦する。さらに「#04 仮面ライダーカブトHonda DREAM RT」の山口辰也選手(埼玉県 30歳)・徳留和樹選手(鹿児島県 23歳)や「#044 ウイダーホンダ学園D.D.BOYS」の浜口俊之選手(愛知県 36歳)・菊池寛幸選手(京都府 40歳)組などがCBR1000RRで参戦する。

 27日の公式練習では、「#48 F.C.C.TSR ZIP-FM Racing Team」の鎌田選手と、「#101 TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.」の小西選手が2分9秒台。Honda勢が上位5台を占めるなど、各チームともHondaの鈴鹿8耐10連覇に向けて順調な仕上がりを見せた。明日の計時予選と29日(土曜日)に開催されるトップ10トライアル(最終予選)で決勝グリッドが決まり、日曜日の11時30分にルマン式スタートで8時間の決勝レースがスタートする。

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コメント

#7 玉田誠選手(2002年2位)
「8耐出場は2002年以来で、今回出場が決まった時はうれしかったです。ザクセンリンクで転倒したときには、いいポジションにつけていたので悔しかったけど、次のラグナセカや8耐に出られるかどうかが心配でした。幸い、傷めたヒザは日に日によくなっています。清成のことはチーム高武時代からよく知っていて、後輩というより、年の離れた友達って感じですね。今回はMotoGPとBSB(イギリススーパーバイク選手権)に出ている2人が組むわけですから、最低でも優勝しなくてはいけないと思っています。ライバルはやっぱりコーリン・エドワーズがいるチームですね」

#7 清成龍一選手(2005年優勝)
「鈴鹿300kmでチームを組んだ高橋裕紀選手がザクセンリンクで優勝したのをテレビで見ていました。その直後に僕もスコットランドで優勝して、すぐに“おめでとう”ってメールを送りました。その後、テスト中に高橋選手が転倒したと聞いてからメールしていないので、今回優勝したらメールします。玉田さんとのペアになると聞いた時はうれしかったです。玉田さんとはチーム高武時代にずっと一緒にいました。すごくリラックスできるパートナーで、今回も僕のセッティングに合わせてくれているので心強いです。僕たちの目標は優勝しかありません。ライバルは僕たちと一緒にトップグループを走るチーム全員です」

#11 岡田忠之選手(1995年、1999年優勝)
「今回は出口選手にどんどん意見を言ってもらって、引っ張ってもらいたいと思っています。サスペンションも含めて、セットアップは彼に合わせて、彼のよいところが出るようにしています。身長差が15センチもありますが、セッティングの好みは近いし、ミシュランタイヤもよくて、マシンはすごく乗りやすくて疲れません。今年はトレーニングの時間もないくらいテストができたので、身体的にもすごくいいですね。今回の目標は「ぜったい完走する」です。完走すれば表彰台のどこかにいるはずです。今日は特に路面のグリップがなかったので、それに合わせてセッティングをつめました」

#11 出口修選手(2005年4位)
「急にワークスチームで参戦することになり、プレッシャーはあるけどうれしいです。全日本で乗っているマシンとはタイヤが一番大きな違いなので、特性を把握して乗らないといけないんです。岡田さんと初めてチームを組んだことで、要所で重要なポイントを教えて頂いています。学ぶところだらけですね。マシンのセッティングも僕に合わせていただき、パートナーもチームもマシンも最高の環境を与えてもらっているので、自分のいいところを少しでも出せるようにして、チームに貢献したいです。自分は耐久レースに向いていると思います」

#48 鎌田学選手(2001年、2003年優勝)
「今日は急に気温が上昇し、路面のグリップがよくない状況でした。でも、コースコンディションの変化を予想してセットアップをしてきたので、予定通りのタイムを出すことができました。今回は、相棒の手島選手にさまざまなノウハウを伝授して、世界につながるようなライダーに育てることも目的の一つと考えています。女房役として着実に走り、楽しく8耐を走りたいと思っています」

#48 手島雄介選手(2005年4位)
「決勝でも安定したタイムを着実に出すための走行を心がけました。今日はタイムアタックを行いませんでしたが、明日は行う予定です。チームメイトの鎌田選手からは、精神的な部分からマシンのセットアップまで色々教えて頂いて、本当に勉強になることばかりです。明日からが本番と思っていますので、気合いを入れてがんばりたいと思います」

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公式練習総合リザルト
順位 No. チーム/ライダー マシン タイム
1 48 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team
手島雄介/鎌田学
Honda 2:09.637
2 101 TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.
小西良輝/安田毅史
Honda 2:09.997
3 04 仮面ライダーカブト Honda DREAM RT
山口辰也/徳留和樹
Honda 2:10.178
4 778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team
辻村猛/伊藤真一
Honda 2:10.354
5 7 セブンスター ホンダ 7
清成龍一/玉田誠
Honda 2:10.673
6 12 ヨシムラスズキwith JOMO
青木宣篤/渡辺篤
スズキ 2:10.746
7 9 ホンダドリーム チーム桜井ホンダ 9
亀谷長純/武田雄一
Honda 2:11.022
8 044 ウイダーホンダ学園 D.D.BOYS
浜口俊之/菊池寛幸
Honda 2:11.290
9 21 YSP&PRESTOレーシング
中須賀克行/中冨伸一
ヤマハ 2:11.359
10 11 セブンスター ホンダ 11
岡田忠之/出口修
Honda 2:11.786
13 19 モリワキ MOTUL レーシング
森脇尚護/レオン・キャミア
Honda 2:12.407
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