■#7 玉田誠選手(2002年2位) 「8耐出場は2002年以来で、今回出場が決まった時はうれしかったです。ザクセンリンクで転倒したときには、いいポジションにつけていたので悔しかったけど、次のラグナセカや8耐に出られるかどうかが心配でした。幸い、傷めたヒザは日に日によくなっています。清成のことはチーム高武時代からよく知っていて、後輩というより、年の離れた友達って感じですね。今回はMotoGPとBSB(イギリススーパーバイク選手権)に出ている2人が組むわけですから、最低でも優勝しなくてはいけないと思っています。ライバルはやっぱりコーリン・エドワーズがいるチームですね」
■#7 清成龍一選手(2005年優勝) 「鈴鹿300kmでチームを組んだ高橋裕紀選手がザクセンリンクで優勝したのをテレビで見ていました。その直後に僕もスコットランドで優勝して、すぐに“おめでとう”ってメールを送りました。その後、テスト中に高橋選手が転倒したと聞いてからメールしていないので、今回優勝したらメールします。玉田さんとのペアになると聞いた時はうれしかったです。玉田さんとはチーム高武時代にずっと一緒にいました。すごくリラックスできるパートナーで、今回も僕のセッティングに合わせてくれているので心強いです。僕たちの目標は優勝しかありません。ライバルは僕たちと一緒にトップグループを走るチーム全員です」
■#11 岡田忠之選手(1995年、1999年優勝) 「今回は出口選手にどんどん意見を言ってもらって、引っ張ってもらいたいと思っています。サスペンションも含めて、セットアップは彼に合わせて、彼のよいところが出るようにしています。身長差が15センチもありますが、セッティングの好みは近いし、ミシュランタイヤもよくて、マシンはすごく乗りやすくて疲れません。今年はトレーニングの時間もないくらいテストができたので、身体的にもすごくいいですね。今回の目標は「ぜったい完走する」です。完走すれば表彰台のどこかにいるはずです。今日は特に路面のグリップがなかったので、それに合わせてセッティングをつめました」
■#11 出口修選手(2005年4位) 「急にワークスチームで参戦することになり、プレッシャーはあるけどうれしいです。全日本で乗っているマシンとはタイヤが一番大きな違いなので、特性を把握して乗らないといけないんです。岡田さんと初めてチームを組んだことで、要所で重要なポイントを教えて頂いています。学ぶところだらけですね。マシンのセッティングも僕に合わせていただき、パートナーもチームもマシンも最高の環境を与えてもらっているので、自分のいいところを少しでも出せるようにして、チームに貢献したいです。自分は耐久レースに向いていると思います」
■#48 鎌田学選手(2001年、2003年優勝) 「今日は急に気温が上昇し、路面のグリップがよくない状況でした。でも、コースコンディションの変化を予想してセットアップをしてきたので、予定通りのタイムを出すことができました。今回は、相棒の手島選手にさまざまなノウハウを伝授して、世界につながるようなライダーに育てることも目的の一つと考えています。女房役として着実に走り、楽しく8耐を走りたいと思っています」
■#48 手島雄介選手(2005年4位) 「決勝でも安定したタイムを着実に出すための走行を心がけました。今日はタイムアタックを行いませんでしたが、明日は行う予定です。チームメイトの鎌田選手からは、精神的な部分からマシンのセットアップまで色々教えて頂いて、本当に勉強になることばかりです。明日からが本番と思っていますので、気合いを入れてがんばりたいと思います」 |