Suzuka 8hours Honda Racing
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2006.07.30 Suzuka 8hours
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鈴鹿8耐
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計時予選で「#101 TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.」の小西良輝選手がトップタイムを記録
10連覇に向け、Honda陣営は「トップ10トライアル」に6台が出場
2006年7月28日(金)・計時予選
会場:鈴鹿サーキット 天候:晴れ 気温:33℃ 観客数:1万4500人
リザルト&ポイント

 7月30日(日)に決勝レースが行われるFIM2006世界耐久選手権シリーズ第5戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下鈴鹿8耐)が、7月27日(木)に三重県にある鈴鹿サーキットで開幕し、28日(金)に計時予選が行われた。

 鈴鹿8耐で10連覇を目指すHonda陣営は、Honda CBR1000RRを駆り2分9秒176を記録した「#101 TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.」の小西良輝選手(京都府 36歳)が総合トップで計時予選を通過し、明日のトップ10トライアル(最終予選)進出を決めた。

 Honda陣営では4年連続ポールポジション獲得を目指す「#778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team」伊藤真一選手(宮城県 39歳)が4番手、「#48 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team」の鎌田学選手(北海道 36歳)が5番手。「#04 仮面ライダーカブト Honda DREAM RT」の山口辰也選手(埼玉県 30歳)が7番手でトップ10トライアル進出を決めた。

 Honda CBR1000RRWを駆るワークスチーム「セブンスター ホンダ」勢では、「#7 セブンスター ホンダ 7」の清成龍一選手(埼玉県 23歳)が2分10秒089で9番手、「#11 セブンスター ホンダ 11」の岡田忠之選手(茨城県 39歳)が2分10秒199を記録し、10番手でトップ10トライアルを迎えることとなった。

 決勝のスタートグリッド(順位)を決定するトップ10トライアルは、29日(土)午後3時20分から計時予選の上位10チームによって行われる。決勝レースは30日(日)の午前11時30分にルマン式スタートでスタートする。

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コメント

1番手 #101 小西良輝選手(TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.)
「今日はよいタイムアタックができました。少し失敗はありましたが、『2分8秒台に入ったかな』と感じた走りでした。その後、小雨が降ったものの路面コンディションがそれほど悪くならなかったので、ほかのチームがタイムを上回ってくると思っていました。我々の目標は決勝なので、この結果に気を緩めずに明日も走りたいと思います。現時点でマシンやタイヤの問題はありません。あとは、年上の伊藤真一選手(#778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team)のように余裕を持って走ることがいい結果を生む秘訣だと思います。応援をよろしくお願いいたします」

1番手 #101 安田毅史選手(TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.)
「小西選手は、いざというときに本当に頼りになりますよ。マシンとタイヤは文句がないくらいに仕上がっています。あとは僕がいいタイムを出さなければいけないですが、今日の走りはまだまだでした。明日は転倒しないことを心がけていいタイムを出せればと思っています」

9番手 #7 清成龍一選手(セブンスター ホンダ 7)
「午後の走行は雨が降ったり止んだりで難しかったです。タイム的にはあまりよくありませんが、僕としては今日の予選はセッティングを煮詰めることができたので悪くなかったと思います。僕と玉田さんは今週に入って初めて組んでいるわけだし、乗り方もかなり違うのですが、チームスタッフががんばってくれているおかげもあって、セッティングは順調に進んでいます。もちろん玉田さんが僕のセッティングで器用に乗ってくれているので快適に走れます。明日のトップ10トライアルではポールポジションを狙うというより決勝を見据えて走行します」

9番手 #7 玉田誠選手(セブンスター ホンダ 7)
「今まで1回もロングランをやっていなかったので、今日の午後は清成のセッティングで最後まで走ってみました。予選順位がどうのという意識はなくて、淡々と周回数をこなしていた感じです。ザクセンリンクで傷めたヒザは、とりあえず問題ありません。明日のトップ10トライアルも意識していません。走行すれば最低でも10番グリッドは獲得できますから。重要なのは決勝レース。僕と清成が組む以上、目標は最低でも優勝です」

10番手 #11 岡田忠之選手(セブンスター ホンダ 11)
「今日は午前も午後も予選用のタイヤは使用せず、日曜日のレースを想定して走行しました。特に、フロント周りのセットアップを行っています。午後は、路面温度が上がったときのシミュレーションをしようと思っていたのですが、温度が下がってしまい、一時雨も降りましたが、決勝に向けては十分なことができました。昨日に引き続き、マシン、身体、チームともに調子はいいです。明日は“ほどほど”にがんばりますよ」

10番手 #11 出口修選手(セブンスター ホンダ 11)
「午後の予選は雨が降ってきたのでほとんど走れませんでした。最後にニュータイヤで出たのですが、間に合いませんでした。午前中に出した自分のタイムについても、テストの時より悪いので参考になりませんね。とにかく明後日の決勝に向けて、いろいろなことをしています。明日のトップ10トライアルについても、日曜日のレースへ向けての通過点と考えています。バイクを自分のものにする乗り込みの一環です」

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計時予選(トップ10トライアル出場チーム)
順位 No. チーム/ライダー マシン タイム
1 101 TOY STORY RT RUN'A & HARC-PRO.
小西良輝/安田毅史
Honda 2:09.176
2 12 ヨシムラスズキwith JOMO
青木宣篤/渡辺篤
スズキ 2:09.636
3 45 YAMAHA BLUE RACING
コーリン・エドワーズ/芳賀紀行
ヤマハ 2:09.687
4 778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team
辻村猛/伊藤真一
Honda 2:09.950
5 48 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team
手島雄介/鎌田学
Honda 2:09.975
6 39 TEAM 茶LLENGER
藤原儀彦/大崎誠之
ヤマハ 2:09.975
7 04 仮面ライダーカブト Honda DREAM RT
山口辰也/徳留和樹
Honda 2:10.018
8 21 YSP&PRESTOレーシング
中須賀克行/中冨伸一
ヤマハ 2:10.052
9 7 セブンスター ホンダ 7
清成龍一/玉田誠
Honda 2:10.089
10 11 セブンスター ホンダ 11
岡田忠之/出口修
Honda 2:10.199
※太字はベストタイムを記録したライダー
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