1周目で両ライダーともに大きくポジションを落としたものの、小椋選手は9位、國井選手は20位で完走。小椋選手はランキングで首位と6ポイント差の2位につけています。
小椋藍(9位)
「バルセロナでのレース以来、コース上でいいリズムを持てずにいます。今日の結果は、17番手からスタートし、25番手までポジションを落としてからの9位フィニッシュでしたので、悪くはなかったと思います。しかし、上位集団と戦うことはできませんでした。ゆっくりですが、上向いてきていることは感じています。再びレースで上位を競い合う必要があります。次戦のアラゴンは好きなコースです。再度トライします」
國井勇輝(20位)
「スタートを上手く決めることができず、1周目は散々でしたので、それ以降のレースに集中しようと切り替えました。集団に追いつこうとしましたが、またミスを犯してしまいました。しかし、ペースは悪くなく、今週のベストラップと同等のタイムを出せました。これは、今日のレースでのポジティブな部分です。また、今週は単独走行でいいリズムで走ることができるようになりました。次戦のアラゴンも、このいいフィーリングを持って臨みたいです」
青山博一 | チーム監督
「今日は、タフなレースでした。今週末、転倒したことを含めて、我々が過ごしてきた困難な状況を考えると、今日の結果に満足する必要があります。レースは、17番手と24番手からのスタートでした。天候は我々にとって理想的なものとは言えませんでしたが、これはどのライダーも同様です。このような状況ではありましたが、レースを通して、小椋、國井の両選手は果敢に攻めた走りを見せてくれました。このことについて、ライダーには感謝しています。今日見せてくれた速さをもとに、次のアラゴンでの改善につなげてほしいです。アラゴンではここル・マンよりも天候がいいことを願っています」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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9 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 37'52.387 |
20 | 92 | 國井勇輝 | Honda Team Asia | 38'03.744 |