小椋藍は1ラップ目から、トップグループの中ですばらしい走りを見せましたが、惜しくも10位でレースを終えました。鳥羽海渡は、本来の走りを見せたのですが、集団の中から抜け出せず20位でゴールとなりました。
小椋藍(10位)
「ゴールの4周前までは、とてもよかったです。スタートをうまく決めることができ、上位集団の中でフィーリングよく走ることができました。一時的ですが、トップを走っていた時も同様です。最後4周は、自分のレースをコントロールすることが、難しくなってしまい、順位を落としてしまいました。私の思いはすべてをレースに捧げることですが、それが出来れば結果を得ることができなくてもハッピーになれると思っています。次戦はミザノでのレースです。レッドブル・ルーキーズ・カップで走っていた時に優勝もしていますので、苦手とは思いません。レースまでの2週間、チームと一緒にしっかりとトレーニングを積み、レースでしっかり戦えるよう準備をしてきます」
鳥羽海渡(20位)
「今日の20位という結果に、自分自身、失望しています。レースをうまく走ることができなかったということだけでなく、練習走行から予選とまとめることができなかったことに原因があると思っています。次のミザノまでの2週間、しっかりとトレーニングを積み、準備をし、レースでは表彰台を獲得できるようにがんばります」
青山博一|チーム監督
「今日は、1ラップ目から興奮してしまいました。結果については残念ですが、我々の2人のライダーはレースの最後まで戦い抜いてくれました。攻略の難しいサーキットで、長くまた暑いなかでのレースでした。小椋選手は、一時トップを走りました。彼にとって初めての経験でしたが、グランプリを戦っていく上でとても大事なことです。今日のレースは彼にとっては、とても自信になったと思いますし、レースから多くのことを学んだことでしょう。鳥羽選手は、レースを戦うには難しい一日でした。昨日の予選からの悪い流れを断ち切ることができませんでした。次戦のミザノは彼の得意なコースですので、改めてレースにしっかりと向き合い、彼本来のスピードを取り戻してほしいです」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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10 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 37'51.743 |
20 | 27 | 鳥羽海渡 | Honda Team Asia | 38'04.377 |