ペナルティーを受け、23番手からスタートした小椋藍は、粘り強い走りをみせ12位でゴール。鳥羽海渡は路面状態にうまく走りを合わせることができず、18位でレースを終えました。
小椋藍(12位)
「ペナルティーを受けてしまったことにより、グリッド後方からのスタートとなりました。今週末は、単独走でのリズムをうまくつかむことができませんでした。タイムを出すためにほかのライダーを追走しました。これがペナルティーを受ける元となってしまいました。気持ちは冴えません。この状況を受け入れ、2度とミスを犯さないように次戦からレースに活かしていきます」
鳥羽海渡(18位)
「半分が濡れて、半分が乾いているという路面状態で、私にとってはタフなレースでした。こういう路面状態のレースで、私自身がもっと改善する必要があります。序盤の6周は、コースアウトしないことを心がけ、慎重に走りました。しかし、慎重になり過ぎたことにより、上位集団と大きな差が開いてしまいました。前向きに思えることは、レースを完走できたことです。次戦のシルバーストーンのレースでは一から出直す気持ちでレースに臨みます」
青山博一|チーム監督
「すべてのライダーにとって、とても難しい路面状況でのスタートとなりました。レーススタートの時点でコースはセミウエット、天候も曇りでしたので、レース中になにが起こるか予断を許しませんでした。ほかのライダーたちと同じように、我々のライダーたちもドライタイヤを選択しました。小椋選手は、グリッドの後方からのスタートとなりましたが、レース中のペースは悪くなく、多くのライダーをオーバーテイクしていきました。順位は12位でしたが、レース中、ベストラップを6回もたたき出し、前方のグリッドからスタートできていれば、表彰台争いをしてくれていたでしょう。鳥羽選手についてですが、チームは万全のサポート、タイヤの選択をしてコースに送り出したのですが、序盤からリズムをつかむことができず、ポジションを落としてしまいました。これは鳥羽選手自身が改善していかなくてはならないところです」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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12 | 79 | 小椋藍 | Honda Team Asia | 38'13.935 |
18 | 27 | 鳥羽海渡 | Honda Team Asia | 38'30.549 |