チャントラ選手は転倒もありましたが、先週と比べ大幅な改善を示し、Q2進出まで0.1秒に迫る走りを見せました。アンディ選手も改善を示しましたが、まだ十分ではなく、明日のFP3で状況の改善に取り組みます。
ソムキアット・チャントラ(17番手)
「先週と比べ、とても改善できていると感じています。午前のFP1では、13ラップ程度のロングランを行い、ライディングスタイルの改善に集中して取り組みました。午後のFP2では、少しバイクのセットアップの変更を行い、バイクの操安性がよくなるようにしました。バイクの状態は完ぺきですので、明日は直接Q2に進出できるようにがんばって走ります」
アンディ・ファリド・イズディハール(29番手)
「なにが起こっているのかを解析する必要があります。先週よりも改善できましたが、これは当たり前です。気温も暖かいですし、ハードにプッシュすることができます。コンディションは走るライダー全員にとっていいものですし、ほかのライダーたちは私よりも改善を示しました。なぜ、ラップタイムが私の期待したものでないかが分かりません。懸命に走り、ベストを尽くしましたが、結果がついてきませんでした。あきらめず、明日もプッシュして走ります」
青山博一 | チーム監督
「テルエルGPの初日、先週と比べて良好な天候の下で走行が開始されました。バイクのセットアップを大きく変更しなくても、我々の2人のライダーたちはバイクを理解し、自身のライディングによって改善を示してくれました。それは少しの調整だけでも速く走れるようになることを示しています。チャントラ選手は、Q2進出タイムの目前まで迫りましたが、最後のセッションで転倒してしまい、ベストラップを更新することができませんでした。まだ改善の余地を残しています。アンディ選手も改善を見せましたが、いい予選順位獲得のためには、今一歩、前進する必要があります。明日の彼らがどのように改善を見せるかを見ていきましょう」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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17 | 35 | ソムキアット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'52.826 |
29 | 27 | アンディ・ファリド・イズディハール | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'54.128 |