チャントラ選手はポイント獲得を争う集団内でのレースとなりましたが、惜しくも19位。アンディ選手はリアのグリップ不足でペースを維持できず21位という結果になりました。
ソムキアット・チャントラ(19位)
「序盤、いくつかのミスを犯してしまいました。ブレーキを強くかけすぎ、フロントタイヤに負担をかけてしまいました。何度もフロントのグリップを失いかけ、ラインが膨らんでしまいタイムをロスしてしました。しかし、レースではいくつか異なるグループの中で競り合うことになり、いいラップタイムを出すためになにをしなくてはいけないのか、たくさん学ぶことができました。次はバレンシアですが、学び続けベストを尽くして走ります」
アンディ・ファリド・イズディハール(21位)
「スタートは悪くありませんでした。集団の中で自分のペースで走ることができました。しかし、5~6ラップを経過したころからリアタイヤが徐々にグリップを失い始め、フィーリングがつかめなくなりグループから離されてしまいました。ベストを尽くしましたが、ポジションを維持することはできませんでした。21位でのゴールとなり、目標としていたポイント獲得はできませんでした。次はバレンシアです。またがんばって走ります」
青山博一| チーム監督
「今回の目標はポイント獲得でした。レースではチャントラ、アンディの両選手がベストを尽くし、プッシュして走っている姿を見ましたので満足しています。また彼らのために懸命にバイクを準備してくれたスタッフたちにも感謝しています。チャントラ選手は、レース序盤、トップグループのライダーたちと競り合い、競争力があることを示してくれました。とても魅力的でしたが、リズムを維持できませんでした。中盤、ラップタイムが悪くなり、ポジションを落としてしまいました。しかし、最後にはまた巻き返してくれました。この中盤の落ち込みを改善する必要があります。アンディ選手もとてもコンスタントに走れていましたが、まだ改善が必要です。レースを通じて、常にプッシュしていた姿はすばらしかったです。次戦バレンシアでも彼らの頑張りに期待しています」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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19 | 35 | ソムキアット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 39'58.625 |
21 | 27 | アンディ・ファリド・イズディハール | IDEMITSU Honda Team Asia | 40'15.598 |
順位 | No. | ライダー | チーム | 総合ポイント |
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24 | 35 | ソムキアット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 10 |
30 | 27 | アンディ・ファリド・イズディハール | IDEMITSU Honda Team Asia | 0 |