フランスGP初日、午前と午後で路面状況が異なる中、ソムキアット・チャントラは11番手、アンディ・ファリド・イズディハールは27番手という結果で1日を終えました。
ソムキアット・チャントラ(11番手)
「今朝は路面が驚くほど滑りやすかったこともあり、多くのライダーが転倒していました。僕も走行を開始して2周目に、いつもよりほんの少し強めにブレーキを掛けただけで、転倒してしまい、午前中の走行を無駄にしてしまいました。僕のメカニック達は、すばらしい速さと正確さで僕のマシンを修理し、午後のドライコンディションとなったコースに僕を送り出してくれました。僕は最初からプッシュし、前を走るライダーを追いかけ、コンスタントに走れ、そこから学ぶことができました。最後には単独でもいいラップを刻むことができました。今日のいいリズムを維持して明日もしっかりと走ります」
アンディ・ファリド・イズディハール(27番手)
「走行を開始した最初のラップの最終コーナーで転倒をしてしまい、いいグランプリの出だしとはなりませんでした。そのコーナーはとても滑りやすく、多くのライダーがそこで転倒していました。マシンが修復された後、注意深く再びコースに入り、特に最終セクターは用心したのですが、同じ場所でまた転倒してしまいました。午後の走行では、ドライコンディションとなり、僕にとってはよかったです。僕は多くのラップを走り、タイムも改善されたのですが十分ではありませんでした。明日は、もっとコンディションがよくなることを期待しています。今朝の転倒で無くした自信を取り戻せるように懸命に走ります」
青山博一 | チーム監督
「今朝、サーキットについた時点で、既に路面はウエットでしたので、我々の2人にライダーには、路面が滑りやすいので注意するようにとアドバイスをしました。しかし、残念なことに、走行開始後すぐに両選手は転倒してしまいました。アンディ選手は転倒の影響で、指をケガしてしまいましたが、2人とも大きなケガをしなかったことは幸いです。そういうこともあり、出だしは順調とはなりませんでした。午後は天候も回復し、ライダーたちは様子を見ながら、走行を開始しました。チャントラ選手はすぐにいい感じをつかみ、速さを見せ、順位も改善しました。アンディ選手は、午前の走行で2度転倒し、自信を無くしており、ドライコンディションの中でも、とても慎重に走っていましたので、まだまだ明日に向けて十分な改善のマージンがあります。明日は、いいフィーリングを取り戻し、自信を回復した姿を見せてくれるでしょう」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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11 | 35 | ソムキアット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'38.476 |
27 | 27 | アンディ・ファリド・イズディハール | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'41.015 |