チャントラ選手は、ここミサノでもすばらしい順応性を見せ、トップと0.7秒差に迫る走りを見せました。イズディハール選手は転倒による影響で、貴重な走行時間をロスしてしまいました。
ソムキャット・チャントラ(18番手)
「難しい初日でした。ミサノ・サーキットは初めて走るコースですし、簡単にはタイムを出すための正確なラインをつかむことができません。FP1からFP2の走行にかけて、走りを改善することができて、トップとの差を1秒以内に詰められました。走行後にデータを解析したのですが、まだまだ改善の余地がたくさんあります。明日は、そこを改善できるように走ります」
アンディ・イズディハール(32番手)
「世界選手権でMoto2バイクに乗ることができ、私にとってはエキサイティングな一日でした。走り出しから集中して走れました。ただ、路面がとても滑りやすく、私にとって難しいものでしたが、なんとか走りきることができたものの、午後は転倒をしてしまい、貴重な走行時間をなくしてしまいました。明日は、同じミスを犯さないよう、しっかりとコース、バイクを学び、改善できるようにします」
青山博一|チーム監督
「午前の走行では、チャントラ選手、アンディ選手ともに、サーキットに慣れるための走行となりましたが、路面は滑りやすく、コースを学ぶにはとても厳しい状況でした。その中でもチャントラ選手は、滑りやすい路面でのグリップに悩みつつも、正しい方向にバイクをセットアップすることができ、午後には順位を含めて改善を見せました。アンディ選手は、自身のペース、バイクの状態を理解するため、注意深く走行を始めました。午後の走行では大きな進歩を見せたのですが、セッションの前半で転倒してしまい、貴重な走行時間をロスしてしまいました。転倒してしまったことは残念ですが、ケガもしていませんので、明日はまた進歩した姿を見せてくれるでしょう」
順位 | No. | ライダー | チーム | タイム |
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18 | 35 | ソムキャット・チャントラ | IDEMITSU Honda Team Asia | 1'39.001 |
32 | 36 | アンディ・イズディハール |
IDEMITSU Honda Team Asia | 1'42.796 |