コメント

竹内優菜(LADIES・優勝)
「決勝がスタートする前の段階では、近畿勢の本田七海選手と久保まな選手、それに自分を加えた3台による優勝争いになると予想していたのですが、ふたを開けてみたら関東勢の川井麻央選手がとても速くて驚きました。川井選手に続いて本田選手を抜いた段階で、今日の本田選手にはそれほどスピードがないことはわかったので、あとは川井選手と勝負するだけだと確信しました。ところが、川井選手はとても乗れていて、ついていくことはできてもパッシングは厳しそうということがわかり作戦変更。とにかくプレッシャーを与え続けてミスを誘いだそうとしました。戦略どおりのレース結果となり、とても満足しています」

川井麻央(LADIES・2位)
「予選でクラッシュして身体を痛めてしまい、決勝日朝の練習走行もまともに走れないような状態。自分でも、決勝でトップ争いができるとは思っていませんでした。ところが、予選の教訓から抑え気味に走ったのにもかかわらず、スタート直後に2番手のポジションを確保して、その後は本田七海選手についていくことができました。途中で本田選手を抜いてからは、トップを走るのが久々でしたが、乱れず走ることができたと思います。これまで、トップに立ってバタバタして転ぶなんてことも多かったので。最終ラップは、竹内優菜選手の高い経験値に敗れました。コーナーでうまくインに入れなかったミスを突かれました。でも、今回は相手のミスではなくトップに立てたし、いい勝負もできたので、プラスに捉えたいです」

小野彩葉(LADIES・6位)
「スタートそのものはそれほど悪くなかったのですが、自分の前で接触したマシンの1台がよろけてきて、これに当たって失速。2コーナーでなんとかアウト側からまくり、順位を上げました。前半のうちにそれなりの追い上げができて、6番手まで浮上。5番手を走る選手も見えていたのでついていこうと思った矢先、周回遅れを抜かそうとして接触し、転んでしまいました。それほど時間はかからず復帰できたのですが、その後は腕上がりの症状でうまく走れず、再び6位まで追い上げて終了という、なんとも言えないレースを演じてしまいました。スタートも含めて予選の走りがよかっただけに残念。次は、決勝でもスタートで好位置を確保したいです」