●IB OPEN ヒート1

土曜日の最終レースとして実施された決勝ヒート1。近藤雄紀(TEAM HAMMER)は、スタート直後に4番手の好位置を確保。1周目は、前後をライバルに囲まれた混戦の中で順位を守りました。2周目、近藤は5番手に後退しましたが、直前に3番手までが見える状態。しかし3周目になるとやや引き離され、後方から2台のマークを受けることになりました。

それでも近藤は、4番手との距離を最小限にとどめながら順位をキープしていましたが、5周目にラップタイムを一時的に落として6番手にダウン。11周目以降はややペースが落ちてさらに1台の先行を許し、14周のレースを7位でゴールしました。予選10番手から決勝に臨んだ牟田口侑大(TODAY SPORT)は、1周目12番手と出遅れるも粘り強く追い上げ、9位でフィニッシュしています。

●IB OPEN ヒート2

スタート直後、近藤は8番手を確保。しかし混戦の中で順位を落として10番手で1周目をクリアし、これに牟田口が続きました。2周目、牟田口は9番手を走っていた小笠原大貴(ヤマハ)の転倒による影響で転び、17番手までダウン。一方で近藤は、小笠原や6番手だった阿久根芳仁(カワサキ)らの転倒と、佐々木麗希(ヤマハ)をパスしたことで、7番手に浮上しました。

3周目、近藤は前を走る山田太陽(ヤマハ)に肉迫すると、次周には逆転に成功。5周目以降、山田を3～4秒ほどリードした状態で、4～5秒ほど前を走る岩崎優(ヤマハ)を追いました。しかし両者のラップタイムはほぼ互角で、レース終盤までその差はほとんど変わらず。近藤は、後続を9秒ほど離した状態で6位チェッカーを受けました。牟田口は13位でした。