コメント

竹内優菜(LADIES 2位)
「レース終盤の3～4周は、トップの安原(さや)選手を僅差でマークすることになり、がんばれば抜けそうだったんですが、そこで無理をして転ぶとチャンピオン争いが台無しになるという思いもありました。ポイントランキングでは、前戦で久保(まな)選手に2点差まで迫られましたが、その久保選手がレース中に自分の前で転び、後退したことまで分かっていたので、ここは確実にポイントを獲得して、リードを拡大しようと考えました。ふだんは5時起きで仕事をしていて、なかなかたいへんなのですが、それを言い訳にしたくないので、仕事が終わってからトレーニングする量を増やして、この大会に臨みました。残り2戦、チャンピオンを獲りにいきます!」

川井麻央(LADIES 3位)
「決勝ではスタートがうまく決まり、そのまま上位をキープできるかと思ったのですが、地元勢の速さにやられてしまいました。自分も事前に練習でこのコースを訪れて、それなりにタイムもよかったのですが、甘くありませんでした。久保選手が転び、たまたま自分が4番手を走っていたから表彰台に上がれただけ。満足できる内容でありません。チームメートの畑尾(樹璃)選手との順位争いでは、畑尾選手が転んでしまった結果なので勝ったことにはならないかもしれないですが、抜かれなかったのでよかったと思います。次戦は地元のオフロードヴィレッジ。第2戦では優勝しているので、今度も勝ってランキングを少しでも上げたいです」

畑尾樹璃(LADIES 7位)
「チームメートの川井選手をマークしていて、久保選手の転倒で自分たちが表彰台をかけてバトルすることになりました。いろいろ厳しいところもありながら、最後に逆転したいと考えていたのですが、その前に転倒で自滅してしまいました。今年からHondaの4ストマシンに乗り替え、サンドコースと4ストの組み合わせにまだ苦手意識があるのですが、今回はそんな気持ちの弱さが露呈してしまいました。悪いイメージばかりが頭をよぎり、SUGO大会で勝ったときのような余裕はありませんでした。でも、今シーズンはもうサンドコースはないので、まずはしっかり気持ちを切り替え、強さのあるレースをしていきたいです」