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ROUND 07

日本名阪スポーツランド 2017.09.10(日)・IA1 決勝

第7戦 名阪スポーツランド

山本鯨が自身初のIA1両ヒート優勝でポイントリードを拡大

2017年9月10日(日)・決勝  会場:名阪スポーツランド
天候:晴れのち曇り  気温:29℃  コースコンディション:ドライ  観客:6313人

シーズン残り3戦となった全日本モトクロス選手権。今大会は終盤戦の行方を左右する重要なラウンドの一つです。会場の名阪スポーツランドは、藤沢スポーツランドと並び称されるサンドコースで、例年、残暑の中でライダーたちによるスタミナ勝負が繰り広げられます。今回は土日ともに好天に恵まれ、一瞬のにわか雨以外は、おおむね強い日差しが会場に照りつけていました。

成田亮(Team HRC)は、予選レースの2周目に激しくクラッシュして、身体にダメージが残る状態でヒート1に出場しましたが、それでももう少しでホールショットかという好スタートを切りました。一方、ランキングトップの山本鯨(Team HRC)もスタート直後から好ポジションを確保し、すぐに平田優(ヤマハ)や成田をパスして、1周目を小島庸平(スズキ)に次ぐ2番手でクリアしました。

2周目には、山本が小島をパスしてトップに浮上。4番手を走る成田は、新井宏彰(カワサキ)と小方誠(カワサキ)から激しいプレッシャーを受けながらも、巧みなライン取りでポジションを守ります。トップに立った山本は、次周以降、そのリードを拡大。平田が2番手に浮上した5周目の段階で、後方に向けて約8秒のアドバンテージを築きました。

レース中盤になると、成田はケガの影響でペースを落とし、徐々に後退。最終的には12位でレースを終えました。トップの山本は、2番手との差を見極めながら余裕のトップ走行。ランキング2位につける小方が10周目に2番手へと浮上すると、次周から再びペースを上げ、最後までライバルたちを寄せつけない走りで今季5勝目を挙げました。

成田は、ヒート1でのライディングや痛みの状況などから判断して、ヒート2への出場をキャンセル。レースは、ポイントランキングでの、小方へのリードを6点に拡大してこのヒートに臨んだ山本が、華麗なスタートダッシュで1周目からトップを走行します。小島を挟み、大塚豪太(T.E.SPORT)が3番手で続きましたが、大塚は1周目の途中に転倒を喫し、トップから大きく遅れてしまいます。

山本は、1周目だけで約2秒のリードを奪うと、序盤からハイペースで逃げを図り、最初の3周で約7秒のアドバンテージを築きました。しかし、4周目に新井が2番手に浮上すると、その後の数周は徐々に山本と新井の差が縮小。8周目には、山本は新井に約4秒差まで迫られてしまいました。

レースが後半に入ると、山本と新井のラップタイムはほぼ互角の状態に。一つのミスが命取りになりかねない状況の中、山本はプレッシャーに負けることなくレースをコントロールし続けました。そして、ヒート1に続いて山本がトップでチェッカー。最高峰クラスでは自身初めての両ヒート制覇を達成し、このヒートを3位でフィニッシュした小方とのポイント差を11点まで拡大しました。

コメント

山本鯨(IA1 優勝/優勝)
山本鯨 「自分は埼玉県が地元ですが、現在は奈良県を拠点にしています。これは、日本に戻って全日本選手権を戦っていく上で、メリットがあると考えたからです。実家から離れることで不便なところもありますが、これまで世界選手権に参戦していたことを考えたら、それほど大きな問題ではなく、むしろリフレッシュできるというプラスの効果があると思います。この名阪スポーツランドは、シーズンを通して考えたときにキーポイントになると考えていたので、そこに近い場所に住むことで、練習環境などでもメリットが得られると判断しました。今大会の両ヒート優勝はその成果だと思うので、とてもうれしく感じています」

成田亮(IA1 12位/DNS)
成田亮 「予選レースでの転倒は、ジャンプを跳びすぎ、ブレーキング時にギャップに入って前転したんだと思います。気づいたときには肩が痛く、予選はリタイアしました。病院で診察を受けた結果、肩鎖関節の脱きゅうということだったので、痛みに耐えることができれば決勝も走れると考えました。チームと相談して、いけるところまでいこうという話でスターティンググリッドに並びましたが、実際には3~4周しかもたず、15分過ぎにはまともに走れる状態ではなかったのですが、出場した以上は最後までと思って完走しました。ヒート2は、より路面も荒れることが予想され、これ以上の無理をすればさらにケガをするリスクが高かったため、出場をキャンセルしました」

芹沢勝樹 | Team HRC監督
「山本は、今回が全日本最高峰クラスで初めての両ヒート優勝です。開幕戦からここまで、なかなか時間がかかりましたが、ポテンシャルが高いライダーなので、いずれ達成できるという思いはありました。理想としているのは、序盤で差を拡大してレースをコントロールする展開ですが、今回は戦略がうまくはまって、ライバルが出遅れる中で理想的な状況に持ち込めたと自負しています。一方で成田は、事前テストでかなり調子がよく、万全の状態で今大会に挑んだのですが、予選で不運があり負傷してしまいました。それでも決勝ヒート1の序盤は、痛みがある中でも上位を走ることができ、走りそのものは好調をキープしていることを確認できました。まずはケガをしっかり治し、再び強さを発揮してほしいです」

リザルト

ヒート1

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1400山本鯨Honda1932'54.649
210小方誠カワサキ19+00'04.994
399平田優ヤマハ19+00'38.212
444小島庸平スズキ19+00'42.705
5331新井宏彰カワサキ19+00'43.383
67深谷広一スズキ19+00'50.338
78星野裕カワサキ19+00'51.491
8113田中雅己Honda19+01'01.515
9166星野優位KTM19+01'23.524
1045大塚豪太Honda19+01'37.425
121成田亮Honda18+1Lap
1409小野千成Honda18+1Lap
1619長門健一Honda18+1Lap
1776上佐祥敬Honda18+1Lap
2072村上洸太Honda17+2Laps
2125垣内伊吹Honda17+2Laps

ヒート2

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
1400山本鯨Honda1933'16.192
2331新井宏彰カワサキ19+00'06.397
310小方誠カワサキ19+00'13.984
499平田優ヤマハ19+00'29.279
57深谷広一スズキ19+00'39.673
644小島庸平スズキ19+00'48.210
7166星野優位KTM19+00'48.925
8113田中雅己Honda19+00'50.785
98星野裕カワサキ19+01'01.013
10793池谷優太スズキ19+01'19.518
1219長門健一Honda18+1Lap
139小野千成Honda18+1Lap
1676上佐祥敬Honda18+1Lap
1825垣内伊吹Honda17+2Laps
1945大塚豪太Honda17+2Laps

ランキング

ライダー

順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
1400山本鯨Honda 306
210小方誠カワサキ 295
31成田亮Honda 248
499平田優ヤマハ 244
5331新井宏彰カワサキ 222
67深谷広一スズキ 196
7166星野優位KTM 181
88星野裕カワサキ 173
945大塚豪太Honda 151
10 44 小島康平スズキ 123
12113田中雅己Honda 116
1419長門健一Honda 80
16117馬場大貴Honda 67
1709小野千成Honda 64
2272村上洸太Honda 24

ランキング詳細


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