本田技研工業株式会社、インド/車両プローブデータを活用した道路状況管理システム実装のための実証事業が、経済産業省の令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金 (小規模実証・FS事業)に採択

お知らせ

本田技研工業株式会社(本社:東京都港区虎ノ門、取締役社長:三部敏宏)は、2026年6月30日、インド/車両プローブデータを活用した道路状況管理システム実装のための実証事業が、経済産業省の令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択されたことをお知らせします。

この度、採択された事業は、インドにおける、車両プローブデータを活用した道路状況管理手法の適用可能性・精度・運用実用性の検証と、商用化及び標準化に向けた基盤の構築を目的としています。

*令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)特設ホームページ https://r7h-gs-hojo-web-fspoc.jp/

車両プローブデータを活用した道路状況管理システムとは

Honda車から取得した車両プローブデータ(位置情報、車速、G等)を解析し、①路面劣化箇所(ポットホール等)、②急ブレーキ多発地点、③速度低下・渋滞集中区間を面的かつ高頻度に定量抽出することで、従来は専用計測車(NSV)や目視巡回に依存していたインドの道路維持管理・交通安全施策を代替・補完する実用的なソリューションとしての活用が期待されるシステムです。

本事業の検証内容

インド特有の道路環境に対する技術的ローカライズや、現地道路運営事業者が保有する実運用データとの突合を通じ、事業化に向けて以下を検証します。

  • ① データ収集と可視化:幅広い顧客層への早期事業化/商用化促進
  • 車両プローブデータを解析し、路面粗さ、危険挙動、渋滞状況をヒートマップやリスト形式で可視化
  • ②技術的ローカライズ(アルゴリズム最適化):商用化に向けた付加価値創出
  • 頻繁な車線変更や急ブレーキといった運転行動、モンスーンによる急激な路面劣化等、インド特有の複雑な環境要因を正確に判別・分離し、現地市場に適合した誤検知のない高精度なシステムの構築
  • ③実運用データとの突合・精度検証:道路運営事業者との実証事業実施
  • 現地道路運営事業者が活用する専用計測車(NSV)の点検データや運用実績と、本システムの解析結果を突合し、定量的な精度評価を実施し、業務内での活用に足る水準の証明

今後の見通し

日本で実績を有する車両プローブデータ解析技術を、特有の交通事情を抱えるインドの道路環境に適合(ローカライズ)させ、現地民間高速道路運営事業者等との共創を通じて、インドにおけるデータ活用を通じた業務効率化を目指します。

今回ご紹介した車両プローブデータを活用した道路状況管理システムにご興味のある方は、ぜひHonda Drive Data Service(HDDS)までお気軽にお問合せください。