Hondaが「全国水資源マスタープランを題材としたデジタル技術・宇宙技術実証」に採択

お知らせ

Hondaは、JICA(※1)が実施する公募型プロジェクト「全国水資源マスタープランを題材としたデジタル技術・宇宙技術実証(※2)」に採択されました。(2025/12/10)

Hondaの車両に搭載されている車載センサーおよび通信モジュールを通じて収集されるコネクテッド車両データを活用し、リアルタイムかつ広域な降水量推定アルゴリズムをタイにおいて検証します。

(参考:※1)JICA・・・JICA(Japan International Cooperation Agency)は、独立行政法人国際協力機構のことで、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として開発途上国への国際協力を行っています。

(参考:※2)全国水資源マスタープランを題材としたデジタル技術・宇宙技術の実証参加企業を決定 - JICA

全国水資源マスタープランを題材としたデジタル技術・宇宙技術実証

近年はデジタル技術や宇宙技術の進展により、衛星観測データを用いた降雨量の把握や水利用の可視化など、水資源ポテンシャルの推定に資する技術が利用可能となっています。JICAは、日本企業の持つ宇宙技術やデジタル技術の技術実証を行い、その適用可能性と優位性等を把握・検討することを目的に、地上観測データの少ない途上国を対象地域として公募を実施しました。

リアルタイムかつ広域な降水量推定

コネクテッド車両から得られる各種センサー情報を活用することで、地上レベルでの降水情報を継続的かつリアルタイムに取得でき、人工衛星では捉えにくい局所的または短時間の降水を検出できます。また、地上のあらゆる地点を走行する車両からデータが得られるため、気象観測装置の新たな設置が難しい地域においても網羅性を高く降水情報を取得できます。

特に都市部や交通量の多い地域では、時間的にも空間的にも高い網羅性を活かして、既存の観測局の補間だけでなく代替までも期待できます。

技術実証の結果

本実証により、コネクテッド車両データが水資源開発における新たな情報源となり得ることを示し、利水・治水の双方への適用可能性を確認できました。特に、車両密度が比較的小さい地域においても一定の精度が得られたことは、観測網が十分でない国や地域における水資源マスタープラン策定に対して有用な示唆となります。

今回ご紹介した降水量の推定にご興味のある方は、ぜひHonda Drive Data Service(HDDS)までお気軽にお問合せください。