2016.10.07 F1 - フォーミュラ・ワン世界選手権 第17戦 日本GP 日本GP プレビュー

日本GP プレビュー

Hondaは、FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)の第17戦日本GP(開催地:三重県鈴鹿市、10月7日〜9日)に向けて準備を進めています。今大会のサーキット情報や、今週末のレースの見どころなどをレポートします。

コメント

長谷川祐介 株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
「鈴鹿は、Hondaにとってはもちろんのこと、私個人にとっても特別な場所で、重要なグランプリになります。昔も今も、熱狂的なF1そしてHondaファンに囲まれ、ときには厳しく、しかし温かく見守っていただき、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。我々が活躍することでさらにF1が盛り上がり、新たなファンが増え、鈴鹿に足を運んでくれる多くのお客様のための活性剤になれればいいと思っています。

鈴鹿サーキットはテクニカルでドライバーの評価も高い複合コースであり、ここで結果を残すのはマシンとパワーユニットのバランスが最適化されている必要があります。チーム一丸となってマシンを着実に仕上げ、トップ3チームに続く結果を目指し、ファンの皆さまの前で恥ずかしくないレースが展開できるよう最大限の努力をします。応援よろしくお願いします」

レース日時
10月7日(金) フリー走行1 10:00〜11:30
フリー走行2 14:00〜15:30
10月8日(土) フリー走行3 12:00〜13:00
予選 15:00〜16:00
10月9日(日) 決勝レース 14:00〜
※決勝レースは53周完走、もしくは2時間経過時点の周回で終了
サーキット情報
サーキット名 鈴鹿サーキット・国際レーシングコース
所在地 三重県鈴鹿市
コース全長 5.807km
周回数 53周
トップスピード 時速330km
特徴 鈴鹿サーキットは、高速コーナーや全開のストレートなどが連続する、F1カレンダーの中でも最も難しいコースの一つであり、ドライバーから定評があるサーキットである。S字、複合コーナーのデグナー、そして時速300kmで駆け抜ける130Rなどセクターごとにトリッキーなコーナーがドライバーを待ち構え、一瞬の判断ミスがラップタイムに響き、他車にオーバーテイクのチャンスを与えてしまう。ブレーキの磨耗はほかのサーキットより少ないが、レーススタートから1コーナーに向かっての下り坂のブレーキバトルは見ものとなる。タイヤへの負担はとても大きく、ピレリは最も硬いコンパウンドのハード、ミディアムとソフトの3種を今回のレースに向けて準備している。
気候: 今週末の天候は25℃以下と過ごしやすい気温だが、この時期は台風の影響で雨になる日も多い。現在の予報では土日ともに雨の可能性が高まっている。
気候 今週末の天候は25℃以下と過ごしやすい気温だが、この時期は台風の影響で雨になる日も多い。現在の予報では土日ともに雨の可能性が高まっている。

2015年優勝者:ルイス・ハミルトン (メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム)
2015年ファステストラップ:ルイス・ハミルトン 1分36秒145 (33周目、メルセデス・AMG・ペトロナス・F1チーム)
ラップレコード:1分31秒540 (2005年、キミ・ライコネン、マクラーレン・メルセデス)

※ FIAとは、Fédération Internationale de l'Automobile(国際自動車連盟)の略称